表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/15

第4話 答え

「ちょっと待って」

「なんだい?」

 彼は、さっきまでの真面目な表情とは打って変わって、またにやにやとした表情になった。

「もう死んでるはずなのに、『幽霊』って表現はおかしくない?」

 そう。私はもう死んでいるのだ。

「ん~? まあ、分かりやすいように僕が君の体をそっくりにコピーしたのを映し 出してるだけだよ? 勿論、触れないけどね」

 何それ? 神様ってすごいなぁ……


 しかし、体の記憶と魂の記憶ってどういうことだろう。

 何か違いがあるのだろうか。

「あるよ。違い」

「教えてくれる?」

「まあ、どちらかを選択する権利が君には有るんだ。どんな違いが有るかぐらい、知る権利があるだろう」


「まず、魂の記憶。

魂の記憶は簡単に説明すると、脳が覚えていること、内面的な力。君の場合、動植物の声が聞こえるのもそうだろう。

 次に、体の記憶。

脳では記憶できていなくても、自然と体が覚えてしまったこと。例えば、癖とか容姿とかね」

 説明を終えた彼は、にんまりと笑みを浮かべ、私に手を差し伸べた。

 そして、優しく語りかけるのだ。

「君の選択は、どっち?」

「私は、」


 私の選択は


「魂の記憶」

 その瞬間、視界が真っ暗になった。

割と間が開いてしまいました。

すみません(><;


5月31日

読みやすいように修正いたしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ