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たかかげとその背後の黒幕

中国地方を拠点とするお菓子会社もうり連合!その専務にして政略担当のたかかげはある程度の満足と多少の驚きをもって九州で起きた事態を見ていました。


満足した点としては九州のおおとも、りゅうぞうじ、そしてしまづを相争わせたことでもうりに対する攻撃を防ぎ、時間稼ぎが成功したことです。

おかげでもうりは西側に対しての防御の負担を最小限に食い止めることが出来ました。


驚きとなったのは、あくまで九州でのいざこざはもうりの為の時間稼ぎであり、九州の3つの会社のどこにも勝ってほしくなく、互いが削り合ってくれることを望み画策していたのに、しまづがおおともを倒し、しかもその勢いそのままにりゅうぞうじにも強烈な一撃を食らわせて一人勝ちしたことはさすがのたかかげも予想外でした。


「なんなんだ、しまづは?」たかかげも情報以上のしまづの脳筋には恐れを抱きました。

仕方ないので西側にしまづに備えるために一部の勢力を回し、おおともやりゅうぞうじと協力してしまづの攻勢を抑える手を打ちました。


しかし、今のたかかげが最も恐れていたのはしまづではありませんでした。

それは東側にあるサンサン商事でした。

サンサン商事は九州でしまづたちがバトルしているころ、カードゲームではなくリアルの経営で業績を拡大していました。


具体的には、もうり連合の南にある四国地方を企業買収で押さえ、もうりの東側も侵食する勢いでした。

そして、たかかげが調べたところ、この一連のサンサン商事の勢力拡大の立役者は社長のひでよしではなく、副社長のひでながであると理解しました。


たかかげは九州に対して計略を施しましたが、その数倍のエネルギーを東と南に向けていました。

さらにもうりの副社長でやり手として名高いもとはるも東に張り付いていましたが、それでももうりの劣勢は明らかでした。


実のところ、たかかげに九州調略をさせていた黒幕はサンサン商事のひでながでした。

もちろん、ひでながはたかかげがそう動かざるを得ないように程よいタイミングでもうりに圧力をかけたのです。

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