いえひさの改革その2
いえひさはとくがわや対外的には穏かな形の改革を断行する一方で地元しまづの県では厳しい政策を取り始めていました。
よしひさやよしひろが隠居して勢力が弱くなってから、部下を世代交代させたのです。
これはいえひさがよほどストレスを貯めていたみたいで厳しいものでした。
老中の入れ替え、側近の人材の充実などどんどん進めていきました。
あまりの厳しさにこの時代の4人のDQN(暴れん坊)の内のひとりとして全国で有名になりました。
しまづに暗君なし!という言葉は有名ですがいえひさが名君か否かという点では今でも議論が巻き起こります。
地元しまづの県の民も沈黙する位です。
とにかくよしひさやよしひろが部下に丁寧な説明をするのに、いえひさはそれを省いてしまいます。
本人はそれなりに説明してるつもりなのですが、世代間の断絶というべきか年が離れると話が通じないのです。
いえひさはとくがわなど中央の情報を普段から集めているのですが、それがしまづの県の人々に中々通じません。
そして若いいえひさはそれに気付かないことが多くありました。
「どうしてわかってくれないんだ!」
いえひさは焦ります。
ストレスもそりゃあ溜まります。
そんな時いえひさは能を舞いました。
また能を鑑賞することでストレスを解消することも。
また、体を動かしたいという事でお約束のサッカーもやります。
いえひさのサッカーに対する熱意はガチなので手抜きは許されません。
でも、負けるとすごく悔しがるのでいえひさの部下たちは困り果てていました。