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いえやすのゆううつその2

しまづとの和平にいまいち乗り気ではないいえやす

いいなおまさやふくしままさのりたちの助命を渋々聞き入れたわけですが、肝心のしまづのわびがありません。


使者をしまづの県に送ると、よしひさは表向きは丁寧だけど、わびを入れないしいえやすに謝りもしない。

自分は中立だったと主張するばかり。

いえやすと会う話をしても体調が悪いの一点張り。


これがいえやすをいらだたせます。

次にいえやすの使者はよしひろのいる佐倉島に向かいます。

するとよしひろは「もともと敵対する気はなかった、でも今は反省して佐倉島に蟄居中である」


これも一見反省してるようでいえやすの話を聞いていません。

いえやすが腹を立てて九州にいるくろだやかとうに征伐を命じようとすると、ただつねが使者を送り、ひたすら平謝りしてくるから始末に負えない。

いえやすの我慢の限界までしまづは試しているかのようでした。


しまづの殿様たちはみな天然なのでアレなのですが、結果としてこのばらばらな態度がいえやすの決断を鈍らせてしまったのは間違いありません。

特にファインプレーだったのがただつねの恭順の態度でした。


ただつねは3人の殿の中で一番能力が低いと思われがちですが、時には能力が低い方が生き残る確率が高くなることを証明していました。

いえやすもその点にきづいて、ただつねをしまづの社長にする条件でしまづと和睦をすることに決めました。


頑固者の二人の親と伯父をしり目にしまづは平和を勝ち取ったのでした!

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