みつなりの予感
各陣営が食の祭典関ヶ原に向けて準備を固めた頃、旧ひでよし派のみつなりもまた関ヶ原に向けて策を練っていました。
彼の盟友あんこくじAKとコニタンと相談するみつなり。
彼にはなんかよくわからないけど、やな予感がしました。
それはひでよしの親類こばやかわに関してでした。
こばやかわは元々もうりの分家でしたが、ひでよしが交渉して自分の親類を当主に据えました。
みつなりは最初関ヶ原にこばやかわの陣営を招き、いえやすと対決する予定でした。
しかし、何故かみつなりはその方法を取るのを辞めたくなりました。
そこで、みつなりはこばやかわを勢力地である北九州の抑えにすることに決めました。
さて、他には豊かな京、大阪を抑え、その後は可能な限りいえやすの西進を阻む行動に出ました。
それと同時にみつなりの数少ない友であるうえすぎの部下、かねつぐとやり取りを重ね、うえすぎを反いえやすに引き入れることに成功しました。
たけだのかつよりが衰弱した今、東側はDATE、うえすぎ、ほうじょうが相争う事態になり、うえすぎがみつなりと組むことになりました。
それらをまとめた後、みつなりのもとに相反する二つの知らせがありました。
良い方の知らせはしまづよしひろが味方に付くこと。
悪い方の知らせは、しまづは関ヶ原に参加しない事でした。
初めに聞いた時は混乱し、使者に何度も問い合わせましたが、やっと意味がみつなりにも分かりました。
簡単にいえばよしひろとその配下の者たちだけが参加するという事です。
しまづほどの大会社なら15000名は期待できると考えていたみつなりは3000にも足りない数字に大きく落胆しました。