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なおまさみかわへの帰還

過重労働!?のなおまさがみかわに帰ってきました。

いえやすの命があるのですが、なおまさ自身も好きでハードワークしてるから仕方ないね。


まずいえやすがねぎらいの言葉をかけます。

「長い間の交渉まことに大儀!」

なおまさはこう応じます。

「ありがたき幸せ!」


いえやすは続けて話します。

「まずもうりの様子はどうじゃった?」


なおまさ曰く

「一言で言えば信用できません、対応は丁寧でしたが約束に対して熱というか力を感じません、いつでも裏切る匂いがプンプンしました」


いえやすは「う~ん」とうめくとなおまさの言を良しとしました。


「他にはどうであった」いえやすの質問になおまさはこう答えます。

「しまづはよく分かりませんでした」


いえやすは「それはどういう意味じゃ?」と尋ねるとなおまさ曰く

「よしひさ、よしひろ、ただつねの3人に会いましたが3人が3人とも別々の回答をしました、正直考えがばらばらで1つにまとまっていないようです」


いえやすは「そうか」と一言発して考えることにしました。


「しまづは味方に出来そうか?」いえやすは尋ねます。

「よしひさやよしひろは難しいですが、ただつねは好感触でした、おそらくなびくことでしょう」なおまさは少し明るい表情で答えました。


いえやすも納得した様子でしまづについての報告を聞いていました。


さらにおおともは敵、九州の他の勢力については旗色よしということでなおまさの報告は終わりました。


なおまさは若いとはいえ、さすがにこれだけの仕事をした後だと疲れが残っていました。

いえやすはそれを察して「此度は本当によく働いてくれた、例を申す」

と特別ないたわりの言葉を添えることを忘れませんでした。


なおまさは疲れがあっても気を振り絞って「ありがたき幸せ」との言葉を残して自宅の帰路についたのでした。

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