みつひでといえひさ
お城好きの家久と築城上手の光秀。きっと良い話し合いが出来たんでしょうね。
ノブナガはえらくいえひさの息子とよひさを気に入ったようで度々呼び出しては話を聞いていました。
話の内容は都の話や戦の話、全国でも南端に位置するしまづの県の話などでしたが、正直重要な話をしているというよりはノブナガがとよひさと会いたいだけだったようです。
親のいえひさとおとよ隊がいる手前、十八禁の内容はありませんでしたが、ノブナガの傍らにいたみつひでなどは何やら嫉妬めいたハラハラ感を醸し出していました。
そしてノブナガから特に丁重に接待せよとの命を受けたみつひでとしても内心はともかく、きちんと接待を行うことになりました。
前にも話した通り、いえひさは城マニアで、僻地しまづの城とはまるで趣が違うみつひでの城を見て目を輝かせていました。
城についてのあれこれをみつひでに聞いて、感心することしきりでした。
自分の建てた城を褒められてみつひでも悪い気はしません。
みつひではオダカンパニーでも一番の接待上手です。
都の上品な食事や夜の宴会など大いにしまづの使節を接待しました。
いえひさはよしひろたちからアドバイスを受けた通り、背伸びをすることなく、京で流行っていた茶の湯については田舎もの故、作法が分からないのでお断りする一方、息子のとよひさがその分慣れないながらも茶の湯の作法をこなすことで代役を務めました。
無骨者のいえひさとみつひででは得意とする分野が違いましたが、いえひさが正直にあけっぴろげな態度でのぞみ、みつひでのプライドをくすぐるような会話をしていたのでみつひでも気持ちよく付き合うことが出来ました。
また、南蛮渡来のお菓子についても、オダカンパニーの工場を見学し進んだ都の技術などを見る機会があり、いえひさもとよひさも大いに知見を広げることが出来ました。
こうして、緊張感をもって上京したしまづの使節は友好関係を築くことに成功しました!
※島津家久が城に関心があったことは以前も紹介しましたが、上京した時に明智光秀から饗応を受けたという話もあるそうです。
息子の豊久については特に触れられていないので、豊久のくだりは異世界のお話として捉えていただけたら幸いです。




