とよひさ最後の一撃!
みかわ屋いえやすが部下の山口屋のなおともをしまづの県に派遣したころ、膠着した情勢にあきあきしていたとよひさはある計画を立てていました。
それはソ〇モンの周りにある拠点のうちのひとつを奇襲で奪い取ると言うものでした。
わかい女性のような張りのある声でとよひさは夜襲を企てていました。
まわりにいたとよひさの親衛隊は皆反対しましたが、とよひさは「ヤダヤダヤダ」と駄々をコネて彼らの言うことを聞きません。
その日の会議は揉めるだけ揉めて終了しました。
そして、その日の夜、とよひさは何と一人で敵の拠点に攻め入りました。
とよひさの親衛隊の誰一人最初は気付きませんでしたが、たまたま夜回りをしていた親衛隊の一人がよしひさがいないことに気が付きました。
その後はハチの巣をつついたように大騒ぎになりました。
しまづのアイドルとよひさがいなくなり親衛隊は混乱しました。
その騒乱の中で古老の隊員が「まさか一人で敵の拠点にせめたのでは?」と口にしました。
その声を聞いた後、親衛隊は一つになってとよひさがダダをこねた敵の拠点に急いで攻めたてました。
さて、混乱を知らぬとよひさは敵の拠点に侵入しました。
この作戦は大成功でとよひさは敵の拠点の中枢を占領していました。
ご丁寧にしまづ十字の旗を立てて・・・
さて、遠くから拠点を見ていた親衛隊はしまづの旗とその周りを囲む敵を見て「とよひさが危ない」と感じ、全力で突撃敢行しました。
その破壊力はすさまじく、敵は皆降伏してしまいました。
こうして、親衛隊はとよひさを救いましたが、肝心のとよひさは完全勝利に満足した表情「いわゆるどや顔」で親衛隊を迎えたのでした。