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ただざねの反乱

ただつねがただむねを打ち叩いた後、ただむねはすっかり寝込んでしまい、もはや引退同然となりました。

納得できないのはただむねのむすこのただざねです。


また、彼の部下たちも納得がいきませんでした。

何しろさんさん商事では優遇されていたのに、不意打ちを食らって大人しくしろ!などと言われてはたまったものではありません。


そんな彼らに悪魔の囁きをする者がいました。

九州の覇権を虎視眈々と狙うものの一人、さんさん商事の最高幹部の一人であるきよまさが声をかけてきたのです。


「ただざね殿、此度の理不尽このきよまさ黙ってみておれぬ、それがしも裏で手助けするゆえにしまづに反乱を起こしてみてはいかがかな?」

ただざねは迷います。


今まで、さんさん商事の幹部みつなりと仲良くしていたのに、みつなりと仲が悪いきよまさの言葉を聞いてしまってはみつなりとの関係がこじれてしまうのではないか?

しかし、彼の迷いは部下たちの言葉にかき消されました。

「しまづに、ただつねに一矢報いん!」


ただざねもまた、若いゆえにこの言葉の魔力に引きずられていきました。

「よし!ただつねに目にもの見せてやろう」

こうしてただざねは反乱を起こしました。


彼らが立てこもったのはかつてのソ〇モン、現在のこんぺいとうです。

しまづが万博の商品にもらった重要拠点がまたしても戦場となりました。

しかも、さんさん商事のきよまさの援助があり、場合によってはみつなりの援助も期待できる、ただざねはそう考えていました。

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