表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
188/245

頼もしい味方ふくしま(屋)まさのり

しまづの県の反乱は終結しました。

この反乱は全国様々な所に影響を及ぼしましたが、特に大きかったのは焼酎の流通が滞ったことでした。


しまづの県はサツマイモの国!芋焼酎は全国一位を誇る特産品です。

この事に特に心を痛めた漢がいました。

それは、さんさん商事の中でも特にひでよし愛の強い親戚のふくしま(屋)まさのりでした。


ふくしま屋はさんさん商事の中でも特に優遇された会社であり、彼の発言力はさんさん商事の中でも大きなものでした。

彼はしまづの芋焼酎をこよなく愛していました。


それだけではありません!

彼は漢として同じ男気があり、将としても勇猛なよしひろをとても買っていました。

まさのりもまた将としてよしひろと通ずる何かがあったのでしょう。


丁度しまづが混乱しているころ、みつなりはしまづの扱いについて迷っていました。

彼の頭にはしまづを取り潰すこともあたまにありました。

一方でよしひろとは親密な関係を持っていました。


文官肌であるみつなりにとって武官肌のよしひろは大事な人物でした。

そのような時、まさのりが芋焼酎を持ってやってきました。

みつなりとまさのりは普段仲が良くなく、彼がわざわざ会いに来るのは珍しい事でした。


まさのりが声をかけます。

「みつなりよ!わしはこの芋焼酎が大の好物での!よしひろと飲む酒は格別じゃ!よもやわしの邪魔をすることはあるまいな?」


彼はそういって芋焼酎を飲んだ後、早々に引き上げていきました。

みつなりはその様子をポカーンと見ているのみでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ