ナニワトライアスロンの結果とその後
優勝はサンサン商事の秘蔵っ子「うきた ひでいえ」2位はしまづの「とよひさ」
でした。
しかし、ゴールした選手は他にもいます。
ここで紹介したいと思います。
第3位 ちょうそかべ
第4位 おおとも
第5位 もうり
第6位 りゅうぞうじ
第7位 ミカワ
皆さんお気づきになったでしょうか?
上位に食い込んだのはほとんど西国衆であり、かつしまづをのぞけばサンサン商事とその子会社が上位を独占しました。
これにはサンサン商事社長ひでよしも大喜び!!!
そして、うきた ひでいえととよひさの競争後の友情にも大満足でした!!!
実は今回大活躍したうきた ひでいえは後日、しまづと一蓮托生の仲になるのですが、それは後日のお話で・・・
そして、大満足であるひでよしと対照的に不満爆発寸前なのが、このトライアスロン前半で活躍した東国勢です。
オダ カンパニーの役員みつひでやたけだ、うえすぎ、ほうじょうなどの役員たちは爆発寸前の不満をサンサン商事にぶつけました。
みつひで 「ひどい!ひどすぎる!!第一に水泳の割合が多すぎる!!!それに終盤の渦潮はどう見ても西国勢を有利にさせるための罠だ!!!どうせサンサン商事の連中はあらかじめ知っていたのであろう!」
レースの結果に大満足のひでよしは精神的に余裕があるせいか、ニコニコしながら「わしは知らん!ひでなが、そなたは知っていたか?」
ひでなが 「いいえ!運営の事は彼らにまかせ、公正な競技になるよう指示を出しました、現に弊社のひでいえは最適なコースではなく力ずくで優勝を勝ち取りました!言いがかりはやめていただこう」
優勝者のひでいえもニコニコしながら穏かにひでながの言葉にうなずきました。
実はひでいえは正直者で純心なナイスガイなので、嘘をついたらすぐ顔に出るタイプでした。
実際、運営の方も、あくまでナニワトライアスロンが盛り上がるために海路を利用したようであり、サンサン商事に忖度する気はそれほどなかったようです。
この話はご機嫌な表情のひでよしの次の言葉で決着が付きました。
「確かに今回は海路が多く西国勢が優勢だったのは事実だろうから、次のトライアスロンの時に海路を減らし、ランとバイクの割合を増やすということでどうだ!」
さて、このやりとりを聞いていたしまづ勢はある人物に不満を募らせます。
それは次回のお話で。