ナニワトライアスロン海編1
トップで海に突入したDATE組の部員ですが、さすがに海は苦手なようで、2位との差がどんどんと縮まっていきました。
たけだとうえすぎの部員もまた、陸地での勢いとは違い、会場で失速しました。
変わって、オダ、いまがわ、おおとも、等がぐんぐん進んでいきます。
司会?のよしひろ 「これはどういうことだ?なりあきら!」
解説のなりあきら 「DATEは海に面しているとはいえ水泳は得意ではないのでしょう、まして海のないたけだや寒い海に面したうえすぎに水泳はきついのではないでしょうか?」
「そして、泳ぎやすい海に面しているオダ、いまがわ、おおともが順位をあげているようです、今のところナニワの内海は穏やかなので彼らに有利な環境ではないでしょうか」
そのころしまづはりゅうぞうじ、もうり、ミカワ、と中間の位置にいました。
しまづの海は今のナニワの海より荒いのですが、体力を温存しつつ、陸地まで行く作戦のようです。
ちょうそかべにとってこの地は地元みたいなものなので、比較的苦手な陸につく前に出来るだけ海で頑張る作戦に出ました。
つまり、しまづたちを抜いて一気にトップとの差を縮める算段のようです。
これを見て、しまづ、りゅうぞうじ、ミカワもペースを上げていきました。
ほうじょう勢もその動きに連動してペースを上げていきます。
現在、DATE組1位、うえすぎ2位、たけだ3位、オダ、いまがわ、おおともと続き、少し遅れてちょうそかべ、そして中盤にしまづたち慎重派が続いています。
あわじしま上陸までまだ半分以上ありますが、そろそろ各チーム駆け引きが始まったようです。
※このお話はあくまでフィクションなので、もし。私の知らないチートがいたとしてもどうか勘弁してください。