6日目 夕食と翌日の朝食
夕食の用意が整った旨の連絡が来たので、迎えに来た高級バニーガールの先導で、建物内のレストランに向かう。
僕とオルの二人だけで、牛肉を、小綺麗に頂いたのだった。大変美味しかった。
(参考:晩メシ)
部屋に戻り、さて、やることがない。窓の外を見ても、(逆の意味での観光対策のせいで)全体的に暗く、そぞろ歩きする気が起こらない。
香さんは今、どうしてるんだろう、と悲しげなその姿を思った。
顔に表れたか、オルの奴がニヤリとする。
「今宵はいつもの――
『頃合いを見計らうと、二人とも包帯を全解放。全裸になって乱入したのだった!
シャワーを浴びてたハダカのタッシィちゃん――!
目を丸くして、真っ赤になって、とっさに両手で胸と股間を隠し、ああ、後ろを向いて丸いお尻を見せる――
それは返って扇情的で――
「キャッ!」可愛い声。
鼻息荒いカブちゃんが決めつけた。
「兄妹だから問題ないしぃ!」
ボクも後に続く。
「なおさら自分自身同士、女の子同士だから問題ないしィ!」
「――!」混乱している、している。
笑。
だけど結局は――家族。たちまちの内に打ち解け、楽しいじゃれ合いへと、移行したのでした!』
という展開も、その後に続くはずだった――
『夜も更けたら、広いベッドに三人、嫐の字になる。当然、真ん中はカブちゃんだ。お兄ちゃん、ドキドキしながら仰向けに横たわる。
ただちにボクとボク、両側から競うように実習開始する。計20本の細長い指がクリクリと揉みほぐす。真ん中のカブお兄ちゃん、両側から可愛い妹に施術されて、兄のメンツのやせ我慢もままならず、逃れるように体をあちらに向け、こちらに向け、ついには観念したようにうつ伏せになり、言いなりに股を開き、腰を浮かせ、丸いお尻を上下左右、前後に振り始めるのだ。息も乱れていく――
「そこ、ダメよ! あっ……アン! アン……ハァンハァンハァン!」
みんな訓練に熱中し、時間の過ぎるのをまったく、忘れてしまったのでした!』
という展開も、今夜のところは、ナシのようね。ニヒヒ……」
僕は心の底から応じたのである。
「AHO……」
その後は、結局二人だけでたっぷりお風呂を使い――
広い一つのベッドで、就寝したのでした。
勿論、妹に、お仕置き気味にじゃれ付いたのだが、「タ、タンマ! タンマ――ハァンハァンハァン!」なぁに、仲の良い兄妹だったら通常のことですよ、ふふふ……。
翌日。7/26。早起きして身体を慣らす。眠くてちょっと辛いが、体調管理は大事だから辛抱だ。
早朝6:00。
同レストランにて朝食を頂く。
朝っぱらからコース料理なんて初めての体験で、量も多く、庶民派の二人、腹がくちくなったのだった。
でもオシャレで、味も美味しかったです。
(参考:朝メシ)
ロビーにて香さんと合流する。朝の挨拶をし合った。
肝心のクレジットは、三人合わせて、全てコミコミで、驚きの――ワンコインで済んだのでした。体が震える。真実はいったい、何ケタ引きだったんだろう。
見送りは勘弁してもらった。さすがに恥ずかしいよ。笑。
僕たちは三人だけで、顔を赤くしながら、地下駐車場のリヤカーに歩いたのでありました。




