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後書き

 久野は死体の上に立っていた。血液はしたたり、エドは顔を拭いている




「助かった」


「これが仕事だからね」




 多数は誰も彼を相手にしていなかった。それよりも、久野は自身の将来に目を向けている。




ケヴィンに言われたことが気がかりだった。自分らしい生き方を模索すると言うこと。


皆の恨みを俺が受け持ち、最後に倒される。それが久野の考える正しいことだと考えていた。




「俺の人生か」




 久野は間違った道を歩いていると、自覚している。そのうえで、兄貴からぬくもりを与えられた。彼は腕を組む。




「あっ、イシグロ」




 エドが指を指していた。その方向に目を移動する。迷彩色の服を着た男性が、久野へ歩幅大きく接近していた。




「お前、やすらぎ施設を壊した奴だよな」


「……」




 久野は運命を嘲り、余力で黒い糸を武器にする。それに対して、イシグロも武器を構えた。




 それが久野の最後だった。







「弔いは終わったの?」




 小春は男性に話しかけた。二人は布団の上で白色の天井を穴が空くほど見ていた。




「終わった。俺は俺の人生を過ごすっても何をすればいいか分からないな」


「あ、ちょうどいいのがあるよ」




小春は上半身を起こして、彼を揺らす。やおら立ち上がって、二人はベットから身体を離した。




「記録屋の弟子が欲しいんだよね」


「へ?」


「エドと話していたら知ったんだけど」




エドは記録屋ができる起源を話したようだ。といっても、一説に過ぎないと冒頭に加える。


 記録屋とは、元はカウンセリング療法と機械の両者からアプローチしたものらしく、主に戦争へ向かう人達に声かけしたらしい。




「おかしくない?」




 私は過去を塗り替えてやりたいと宣言する。


 ケヴィンは苦笑して、彼女の弟子になると決めた。そこから、自分らしさを探せばいいかとぼんやりと未来を見た。



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