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ひねくれ勇者とヤンデレ後輩  作者: マキシマムビルド
その1『始まりの時』
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ひねくれってなんだろう?(哲学)

「いや、さっきからお前本人の目の前でブスって言ってたのかよ。」


「そうですよ?」


何で何か問題でも?みたい顔してるんだよ。こいつにはオブラートってものがないのかよ。


「え?ブスって私のことだったんですか〜?」


「いえいえ、お気になさらないでください女神様。」


「もう、勇者様っ。様なんて要らないですよ〜。気軽にエーテリアルって呼んでいいんですよ♡」


「あ、そう?わかったー。」


「え?切り替え早くないですか〜?」


「そんなことないよ、えっちゃん。」


「え?しかも、もう私のあだ名までもう考えたんですか?」


「えっちゃんって......ぷぷ」


「ちょっと〜?何そこ笑ってんですか〜?」


「いいじゃないですか。お似合いですよえっちゃん。流石せんぱいのつけたあだ名ですね。」


「おい、どういう事だよ。僕のセンスに文句があるのか?」


「いえいえ、逆ですよ逆。素晴らしいあだ名じゃないですか。とても似合ってますよ。」


「わ、私は納得出来ないです〜!」


「まあ、まあ、いいじゃないっすか。」


「てか、せんぱいいきなりあだ名とか、そこのムシに心開きすぎじゃないですか?」


「バカを言うなよ。僕が心を開くのは相当特別扱いしてる奴だけだぞ?」


「特別扱いって私のことですか?もう、せんぱいったらいきなり言われると流石に恥ずかしいですよ。」


いや、そんなことはないのだが......また、暴走しても困るから返事はしないでおこう。


「まあ、とにかく。えっちゃん!」


「は、はい!なんですか〜?」


「僕達ここからどうすればいいの?」


「そうですよね〜まだ使えてなかったですもんね。」


「では、お話しますね。あれはこの世界かが......」


「あ、話長くなりそう?じゃあ、先に町に行こうよ。」


「そうですよ!もう立ち疲れました!」


「僕もそろそろ疲れたなぁ。ここで休める気がしないから室内に行きたいなぁ。」


「じゃあ、先に町へ行きましょうか〜こっちですよ〜」




そのまま僕達はえっちゃんについて行き、町を目指した。



「ちょっと!そこのムシ!なにせんぱいに近づいてるのよ!離れなさい!」


「嫌です〜私は勇者様のお近くに常にいることが指名なので〜」


「ムキー!」



.........なんか後輩の性格が変わっている様な気がする。


「てか、えっちゃん。質問なんだけどさ。」


「どうしましたか〜?勇者様♡」


「ど、どうして私に聞いてくれないんですかせんぱい!」


いや、どうしてもこうしても君は僕と一緒にこの世界に来たんだから知識は大体僕と同じくらいだろ。


「僕を勇者って言ってたり、魔法があるってことはさ、もしかしてこの世界っていわゆる魔物的なのがいるの?」


「はい!いますよ〜」


「ですよね〜」


「せんぱいは何も心配しなくて大丈夫です!」


「襲ってきたらそいつらは皆殺しにしてやります!」


こいつほんとうに女の子なのか?死神の化身とかか?


「た、頼もしいな。」


割とガチで引いたわ


「まあ、数はそれほど居ないんだろ?」


「実際まだ1匹も会ってないし。」


「あ、それ知ってます。フラグってやつですよせんぱい。」


し、しまった!こんな典型的なことをしてしまうなんて。


「いや、実物を見てみたくたわざと言ってみたんだよ。」


とりあえず嘘をついて誤魔化すか。弱みを見せたら不味いからな。ポーカーフェイスでいこう。


「流石せんぱい!キモが座ってますね!」


「てか、さっきから大人しいけどどうかしたのえっちゃん?」


「敵来てますよ〜」


は?敵?何そいつ?


「どれどれ?最初はスライムとかか......な?」




そこには僕の身長の2倍以上はある巨大なスライムが居た。


え?でかくね?

こいつらまだ町に着いていなかったんか(驚愕)!

次回初戦闘と初めての町です。

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