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ひねくれ勇者とヤンデレ後輩  作者: マキシマムビルド
その1『始まりの時』
3/29

過程

今回新キャラが出ます!(ネタバレ)

「じゃあ、続けますね!


「どこまで話しましたっけ?


「ああ、私がせんぱいを気絶させたところまでは話しましたね


「え?どうやって気絶させたのかですか?


「もう〜それは乙女の秘密ですよ♡


「お、怒らないで下さい。ちょっとしたジョークってやつですよ。


「まあ、ほんとうは私がいつも持ち歩いているスタンガンでビリっとやったんですよ


「え?何でスタンガンを持ち歩いているかですか?


「それは......せんぱいは私にあんまり興味なかったようですけど、私自分で言うのもアレなんでが、結構モテるんですよ?


「それで両親が何かのためにって持たせてくれたんです。


「実はウチの親は私たちの大学に進むの反対だったんですよ。


「私はせんぱいがいるからどうしてもこの大学に入りたかったんですが......


「ウチの大学ってあまり頭のいい方ではないじゃないですか。


「それで、親の反対を押し切ってこの大学に来たんです。


「そしたら、もしもの時のためにって言われて。


「初めて役にたちました!ここは親に感謝ですね!


「えー?よくないですか?そう思ってるのはきっとせんぱいだけですよ。


「まあ、それでせんぱいを気絶させたあとは


「私の家まで運ぼうと思ったんですよ。


「せんぱいの体から結構たくましくてちょっと興奮しました。


「そんな照れちゃって〜


「まあ、そこで運んでいる時に


「いきなり女神とかいうブスに連れ去られたんですよ!


「え?ブスは酷くないか?


「何ですかせんぱい?あのブスの肩を持つんですか?


「許せない許せない許せない許せないあの時確実に始末するべきだったんだ。


「え?い、いきなり何ですか?か、かわいいなんて


「そんな言葉なんかでだまされませんよ


「えへへ、そんなに言うってことはせんぱいはもしかして私のことが好きなんじゃないですか?


「えへへ、まあ、そうですよね。せんぱいがあんなブスのこと好きになるはずありませんもんね。


「私ったら、おっちょこちょいだなぁ。えへへ


「あ、で、こんな話をしたんです!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「こんにちは〜、私はあなたがたの世界の言葉で言うなら女神と言われる存在です〜」


「は?なんですか?あなたは?私は今すぐせんぱいと大事な話をするために家に帰らないといけないんです。」


「それは困ります〜。そこの彼は選ばれてしまいました〜」


「あなたがたの世界とは別の世界。彼はそこの勇者となるんです〜」


「は?何言ってるんですか?まあ、いきなり変なところに連れてこられましたし、人間じゃないのは認めてあげても言いですけど」


「せんぱいと私を引き離そうとするのは絶対に認めませんからね!」


「ふえぇ、この子怖いです〜」


「てか、さっきからなんですか?その喋り方媚び売る気満々なのバレバレなんですよ。」


「今はせんぱいが寝てますから我慢してますけど、せんぱいが起きてたらその口塞いでますからね?」


「ひえっ、ま、まあとにかくその方は選ばれたんです!」


「私とせんぱいを引き裂こうって事ですか?」


「い、いえ。どうしよう...」


「あの?早く返してもらえません?早くせんぱいと二人っきりになりたいんです。」


「こ、これです!......じゃあ、あなたも一緒に異世界に来ませんか?二人とも送ってあげます!」


「は?どうしてわざわざそんなことを?」


「考えてみてください!その方と一緒に旅出来ますよ!一緒の宿屋に泊まったりするかもしれないですよ!」


「せんぱいと一緒のベッドで寝れる?」


「一緒のベッドとは言ってな「最高ですね!」......いんですけど」


「私たちの愛を邪魔する邪魔者もいないんですもんね?」


「え?ま、まあ、多分。誰もあなたがたのこと知りませんし。」


「最高じゃないですか!早く送ってください!さぁ!早く!」


「え?え?ほんとうにいいんですか?勇者さん起きてませんけど?」


「きっとせんぱいも賛成します!さぁ、早く私たちを邪魔者のいない所へ!」


「え、えー」


「まあ、分かりました〜。決断ありがとうございます〜」


「では、行きますよ〜」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「そうして私たちはこの世界へと来ました。」


全てを話し終え、反応を期待した目で見ている目の前の後輩をよそに僕はただ叫ぶしかなかった。


「な、なんだそれぇ~~~!!!!!!!!」

主人公のセリフ一つしか無かったなぁ

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