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恐怖のメール⑥

作者: cocoa777

彼氏が出来た可憐に怒ったパパ、敏也が可憐を部屋の中に閉じ込めた。


可憐のケータイで彼氏とのやり取りを見て


「大好きよ、愛してるわ」など、、読んだ敏也が爆怒をし、可憐のケータイを壊した。

敏也との連絡用のケータイを可憐に渡して


敏也からメールで「何か欲しい物あれば買ってやるからメールくれ」

「何も欲しくない!とにかくわたしを部屋を出して!]可憐からメールした。


「もう許さん!!]ますますおかしくなっていく敏也。


美香の話題に入りますが・・・数年前、

美香はとうとう我慢出来ず、敏也の家を出て行きました。

でも離婚届けは、出しませんでした。別居でした。

でも、娘の可憐のこと心配で・・遠くでなくとなりの町に引越しして

時々、可憐の様子を見に行ったり情報も聞いたりしていました。


可憐が大学に入学した事、美香は情報を聞いて喜んでました。

しかし・・・ある日、美香が可憐の顔を見たくて、大学に行ったんですが・・

最近見えなくなって、おかしいと感じた美香は、可憐の友達に聞いたりした。


「可憐?大学をやめたんです。」

「え?どうしてか知っていますか?」


「わからないわ、可憐に何度も連絡したんだけど、なかなかつながらない、

 そうだわ。可憐の彼氏に聞いたけど、可憐の父さんがなんか彼氏にひどい事

 言ったらしい・・もう来るなって、多分父さんのヤキモチね」


 ああ・・・やっぱり敏也が可憐を娘でなく恋人のように愛しく思ってるらしい。

 美香はすぐ感じた。敏也が可憐に何か変なことをしてるかも知れない・・・


部屋の中を閉じ込めたかも知れない・・・

次の日、美香は数年ぶり、敏也の自宅に行った。


美香「こんにちは。可憐いますか?]

敏也「もう可憐と会うな!]

「少しだけ、可憐に話があるの。お願いです。会わせて下さい」


「家の中、いないぞ、旅行行ってるんだよ。美香もう来るな!]

怒っている敏也・・・


美香「昔、わたしにやったように、可憐を部屋の中に閉じ込めてるんでしょ?]

敏也「おまえ、もう関係ない!]言ってドアを閉めた!


怒鳴った声を聞いた可憐がママが来たって分かったらしく

「助けて!ママ!!]大きな声で・・・美香は聞こえた。


美香は、決心した。可憐のために自分を捨てようとした。

美香は敏也に「わたしは敏也を愛しています。可憐を部屋から出して下さい。

代わりに、私が部屋の中に入り、一生まであなたと暮らします。

敏也の命令をなんでも聞きます。

昔の夫婦に戻しましょう。


敏也「・・・可憐は?]


「可憐は、あなたのこと父さんしか思ってないもの。恋人になれません。

 でも、わたしと敏也は夫婦です。恋人でもあります。

 いくら可憐のこと愛しくても、可憐はパパのこと恋人と思ってませんよ。

 だから、可憐のことあきらめて、私と一緒に楽しく過ごしましょう・・」


敏也「しかし・・お前もうおばさんじゃ、可憐は若くていい」

美香「・・・おばさん・・でも敏也の命令を何でも聞いてあげるのは、私だけなのよ。

可憐は、無理ですよ、敏也の言いなりできないのよ。

私だけ、敏也の言いなりできるから、考えて??」


敏也「美香いつも逃げてばかりじゃ、僕信用できないぞ」

美香「いいえ、昔の私は逃げてばかりでしたが、今はもう逃げません。

 本当です、約束します! 代わりに可憐を早く出して下さい!]


敏也「だめだ!]

美香「じゃ、私も可憐と一緒に入ります。いいね?]


敏也の顔が急に変わった。

「3人か・・久しぶりだな。いいよ、」


喜んでる様子・・・

美香はすぐ可憐の部屋の中に入った。

「ママ?会いたかったよ!]泣いてた可憐・・・

「可憐、ごめんなさいね。ママを許して」


「ママの気持ちわかったわよ。パパおかしいわ!]

「パパはおかしいじゃなくて、寂しがりやなのよ。ちょっと病気もあるから

仕方ないのよ。でも、ママ、可憐を自由にさせるようにお願いするから

しばらく我慢しなさいね。ママが付いてるから」


「ママ、ありがとう!]

しばらく2人で過ごした。

敏也からメールが来て


「今夜、一緒に食事しないか?]

美香「わかりました。可憐は具合が悪いのでベッドで寝ています。

私だけ行きます」


敏也「だめだ!可憐も一緒に!]

美香「可憐、どうする?食事する時、大人しく聞いていれば大丈夫よ」

可憐「うん、ママがいるから行くわ」


そして久々に3人で食事をした。

敏也「可憐、彼氏と別れたか?」

美香小声で「うそでもいいから別れたと言って」


可憐「・・・別れました」小さな声で言った。

敏也「それはよかったよかった・・」と言って笑顔になった敏也・・・

可憐がますますパパのこと嫌いになっていく。

食事が終わり、敏也と別々に戻り、


可憐「やっぱりパパ、おかしいわ」

美香「可憐が可愛くてたまらないのよ。パパね、ちょっと変わってるので

近いうちに精神病院に連れていこうかと思ってる。


でも、すぐには、無理なので、しばらく我慢してね」

「分かったわ・・・」

母娘が一緒にベッドの上で髪を撫でたり慰め合った。


敏也からメールが来た。

「レズしてるんじゃないか、あはは・・」

誤解された・・・


変なメール・・美香は怒り出した!

だが、、しばらく辛抱しよう・・・


数日、2人で過ごしたが可憐がますます体調が悪くなってる。

美香から敏也にメールした。

「可憐、体調が悪いの、医者さんを呼んでほしいの」

敏也「わかったぞ、すぐ医者を呼んでくる」


お医者さんが来て、可憐を診てくれた。

「お嬢さん、精神参っています。入院した方がいいです。

たまには、外に行ってリラックスさせてください」

注射を打ってくれて出て行った。


美香「敏也、やっぱり可憐かわいそうなのよ、早く外に出して!

敏也「だめだ、また彼氏を作ってしまうぞ」

「もしも可憐が病気になって死んでしまったら、どうするの?

可憐が居なくなるのは、考えられないでしょ。あなた」


敏也「・・・」「可憐は時々遊びに来るように約束をするから」

「・・・わかったぞ、美香はここにいるんだよ」

「はい、私はずっとここにいますよ、可憐だけは自由にしてあげて」


敏也「・・・分かったよ」やっと承知してくれた・・

美香はすぐ可憐を病院に連れて入院した。

しばらく体調が良くなった可憐は、もう自宅に帰りたくない!

1人暮ししたいとママに言った。


美香「いいよ。でも、時々遊びに来て、パパが寂しくならないようにね」

可憐「・・うん・・考えるわ」「メールでいいから、元気でいるよとか連絡すれば

パパはきっと喜ぶと思うわ」


そして、可憐は1人暮しのマンションに引越しした。

当日の夜、敏也が子供のように大泣きした。


美香は仕方なく敏也の髪を撫でたり、慰めてあげた。

「私がいるから寂しくなんかないでしょ」

敏也「うん・・」美香を抱きしめてきた。


敏也、「今夜やらないか」「うん、いいよ」

そして2人で久々に抱き合った。

敏也「美香久しぶりだったな・・可憐も抱きたいが・・・できないか?]


美香「だめよ、法律の上で父は、娘を抱いてはだめですよ」

敏也「そうか・・・」「私だけを抱いてね。なんでも聞きますから」

「ホントか?]「はい・・・」


「じゃ、窓の外に行け、裸で・・」

「え・・・裸で?]「そうだ・・」

「まずいでしょ。あなた、外、誰かがいるわ」

僕の命令をなんでも聞くと言ったのは君だろ」


「・・・・わかったわ・・・・」

美香は仕方なく外に行き、裸で・・・

部屋から美香を見つけていた敏也は「美香、綺麗だな・・」


美香「寒くなったから中に入っていい?]

「だめだ・・・10分くらい立っていろ」

「・・・・・はい・・・・」


まるで奴隷みたい・・・

これから地獄になりそう・・・・


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