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異能学園最底辺C組 〜落ちこぼれ能力者たちの下克上〜  作者: ぺいぺい
第二章 中間試験 縦割りサバイバル編
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第67話 男の弱点は女



「大丈夫ですか?」



 見た感じ学園の生徒だ。

助けてと言っていたが、怪我をしている様子はない。

しかし衣服がボロボロだ。



「よければ食料を少し分けてくれませんか?私、もう丸一日何も食べてなくて・・・」



 その女の子は服が破れていて谷間が見えている。

とてもセクシーだ。



「全然いいよ!」



 ほらはやく!と國咲としずくちゃんに食料と水を渡すよう促す。

2人が嫌そうに女の子に渡す。

國咲にジトーッと睨まれる。



「男って本っ当に単純ですね」


「な、何言ってるんだ?」



必死に誤魔化す。



「大丈夫?」



 座っている女の子に手を差し伸べる。

完全に下心からの行動だった。


 女の子が手を掴み、立ち上がる。

ふらついたのか俺にもたれかかる。

女の子の胸が軽くあたる。



「あぁ、ごめんなさい!」



女の子が恥ずかしそうに俺から離れる。



「全然!全然大丈夫だよ!」



ニヤニヤとしている俺を國咲がさっきと同じジトーッとした目で睨んでいる。



「男ってなんでそんなに胸が好きなんですか?」


「赤ちゃんの時に吸ってたからかな?」


「何を自信満々に言ってるんですか」


「男はみんな柔らかいものに惹かれるんだよ」


「ひゅうが、おっぱいせいじんー!」


「こらしずくちゃん、そんな言葉使っちゃいけません!」



2人が俺を散々バカにしてくる。



「いいですね。今日からあなたの名前はおっぱい星人です」


「やめろ!そんな不名誉なあだ名!」


「・・・あれ?」



國咲がキョロキョロしている。



「あの女どこ行きました?」



俺もあたりを見渡すがさっきの女の子がいない。



「もういっちゃったのかな?」


「多分そうだろうな」


「食料と水を分けてあげたのにすぐトンズラとは失礼なやつですね!」


「しつれい!」



國咲としずくちゃんが怒っている。



「まあいいです!行きますよ、おっぱい星人」


「せいじんー!」


「それやめろって!」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 岩肌の山を歩き続ける。

段々と山から平地になっていった。



「あれなに!?」



 しずくちゃんが前を指差す。

前方には丘があり、その頂上から建物が顔を覗かせていた。



「おい!あれが寅影村じゃないか!?」



 3人で丘に向かって走り出す。

そして丘を登り切った時、衝撃的な光景が飛び込んできた。


 寅影村は驚くことに巨大な穴の中心の残った大地にポツンと存在していた。

下には岩が鋭く剥き出しており、

まるで自然にできた難攻不落の城だった。



「あんなのどうやって行くんだ?」


「向こうを見てください」



 國咲の指差す方を覗くと、

寅影村に続く一本の橋がかかっていた。

見た感じそれ以外に村に行ける方法はない。


 少し遠いからわかりづらいが、

橋は木製で朽ちかけている。



「いや、怖いんだけど」


「今更何言ってんですか。行きますよ」




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