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第42話 ex. クラスの可愛い女子 



C組の教室の隅で男子で固まって話し合う。



「おい、誰が可愛いと思う?」



 言ったのは”部分硬化”の能力の英田だ。

英田は教室の女子をジロジロと品定めするように見ている。



「誰がいいか・・・C組は美人揃いだしな」「わかるわかる」



 そう言ったのは”幻影”の能力の尾藤、”透明化”の能力の重山だ。

2人も英田と同じように女子をじっくり見ている。



「”交信”の能力を持つ神藤天音・・・サラサラの銀髪ロングでおしとやかな性格。そして子供のようで守りたくなるような可愛らしい顔立ち」



 英田がブツブツと分析している。

一種の変態だな。



「神藤は可愛いよな!」



仙撃が大声で言う。



「声がデケェよ!」



尾藤と重山が仙撃の口を塞ぎにかかる。



「白川はどう思う?」



英田が俺の隣の流星に聞く。



「うーん、でも安寧さんは優しくていい人だよね」


「安寧真莉愛!”召喚:小人”の能力で深緑のふわっとしたロングヘア。聖母で誰にでも優しく慈愛を感じる子だ」



すぐに英田の分析が入る。



「鳴神はどう思う?」


「俺は・・・でもミリシャとかは人気高そうだよな」


「ミリシャか!”重量変化”の能力で茶髪のロングヘアでクールな顔立ち。姉御肌で引っ張ってくれる感じがいいよな」



確かにミリシャは男っぽいよな。



「俺は音無もいいと思うぞ」



ここで英田のおすすめが入る。



「”音操作”の能力で茶髪ショート。大人しめの性格だがたまに見せるテンションの上がってる様子が可愛い」



 こいつ、よく見てるな。

尾藤と重山がウンウンと頷く。



「あとは”水操作”の渚に”変身:弓”の弓木、”網”の生天目など勢揃いだ」



ブツブツ言っていたが俺と流星と仙撃は右から左に流していた。



「おいお前ら、さっきからあたしたちのこと見て何話してるんだ?」



急に目の前にミリシャと神藤さんと音無が現れた。



「い、いや!何も話してないって!」



英田が焦った口ぶりで言い訳する。



「嘘だね!あたしたちのことジロジロ見てたじゃないか」



ミリシャが問い詰めるように英田に近づく。



「な、なあ鳴神!弁明してくれよ!」



英田が俺に助けを求める。



「英田はミリシャと一緒に能力の特訓がしたいらしいぞ」



 噂によるとミリシャは放課後、一人で能力の特訓をしているらしい。

それを思い出して咄嗟に口走った。



「そ、そんなこと思って!・・・」


「そうか英田!あんたの”部分硬化”の能力とあたしの”重量変化”の能力は似てるもんな!これはいい特訓相手になる!」



ミリシャが練習相手が見つかって嬉しそうにしている。



「よかったな英田!」



仙撃や流星もみんなで話に乗せる。



「お前ら!覚えとけよ!」



その日から英田とミリシャの放課後の特訓が始まった。


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