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異世界帰り ~ちょっとおバカな彼女とクラスメイト~  作者: 大根工場
第一章 高校一年生~現代編~
7/26

Episode 4-1 学期末テスト (7月)

学期末テスト、学生諸君にとっては何とも重たい言葉であろうか…、勉強しとけば…、後悔先に立たず、今から頑張ろう!


だが、その青白い顔をしなければならない当人は呑気にご飯を食べていた。


今日も人から貰うお情けおかずがうんまい、愛情たっぷりは心に響くのだ。


『天使ちゃん』と『世話焼き』に500円で毎日作って貰ってるお弁当も食べる、持つべきものは友だ。だって、全然足りないから。


勿論、皆も見兼ねて普段から勉強を教えている、だが、abcを “あべし” と読むアホの子には時間が足りなかったのだ…



「えっーと、緊急作戦会議を提案します」


『委員長』が皆を集める、無論先生も集まる、誰だって夏休みが欲しい!


「このままだと、無理そうです、習熟度が全然足りません」


それに『秀才』が返す


「むしろ僕たちが当て勘してそれだけを覚えて貰うか、そうすれば、覚えることは少ない」


「「「それだ!」」」


満場一致で決まった奇策、この日からお泊まり勉強会だ!



少女の家に3~4人ずつエージェントを送り込む。


ミッション開始!


「まぁまぁ、ほんとにほんとにバカ娘がお世話をかけます、腕によりをかけて料理を作りますね」


『料理部』も手伝った、御馳走だ!


今度から『料理部』にもお弁当を頼もう、少女はそう新たに決意をした。


わちゃわちゃして百合百合(おふろ)してお布団でぐっすり寝た。


おぃぃいいいー、勉強はどうした?


一人がはと気付き、慌てて睡魔に囚われし者共を起こすのだった。


フォーマンセル、見張りが倒れても次なる見張りが立ち上がる、素敵システム。


交代制でお土産(めいわくりょう)を持って少女の家に押し掛ける、すみません、すみません。表面上は快く迎えて貰ったぞ。



そして、遂に試験の時が来た!


皆が予想した問題がそれとなく当たり、少女は空欄を埋めていった。


それでも赤点が2つ、しょうがない、補習である。


To Be Continued

登場人物(あだ名) 『先生』(1/1)

『姫(主人公)』『メガオタ』『読書家』『天使ちゃん』『UFO』『隠密』『ギャル』『エース』『セッター』『リベロ』『職人』『世話焼き』『ケゴシム』『ストライカー』『委員長』『秀才』『料理部』(17/30)


登場人物は徐々に開示されていきます。


お読み下さりありがとうございます。

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