Episode 12-1 終業式と放課後ゲーセン (3月)
こうして傍若無人な少女が送るほのぼの日常1年生編が終わった。
彼女は上手く現代人に猫かぶりできた、自分ではそう思っていた…
校歌を元気よく音痴に大声で歌う、自信満々だ、本人達は別に何とも思ってない。
明日からは補習が待ってる、頑張ろう。赤点2つ。
「さて、『手帳』を閉じようか、この1年、彼女を見てきたが、彼女ほど面白い存在は他にはいないだろう、今後も楽しみだ、このストーカー、どこまでも彼女を追ってみせる! さて、この思いを彼女に伝えてくるか…」
『姫』にストーカーを公言し、了承されました。
巷では、異世界魔法少女ものが流行ってる。
そのおかげかゲーセンに新台が入った、これは調査が必要である、“流行には食らい付け、(俺達、守銭奴!)” そんなメーカーがたくさんあるのだ。
『先生』も行きたそうな顔をしてたが、針山へ帰るがいい。
ゲーセンへ向かおう、ついでに、これが本日の任務だ。
~Mission~
巡回者の目を掻い潜って、6時までに帰宅せよ!
残り時間ー5:59:59
1年C組、到着!
「一万円だ、両替してくれたまえ!」
「…お姉さん、そのカップを100円で一杯にする子達初めて見たわ、それコインを入れるものだからね、普通!」
残機×390 たくさんコンテニューできるぞい! 一人頭1000円、数は力だ!
「『UFO』、うめぇー」
「日々研究してますから ( ・`д・´)キリッ」
UFOキャッチャーで15個ほどぬいぐるみを取った時だろうか…
「…あと一つ簡単に取らせますので、今日はもう勘弁して下さい!」
早めのストップがかかってしまった、やるな、コイツ!
遠慮なく大きなぬいぐるみを頂きました!
君はギル、すかさず名前をつける『天使ちゃん』、どうやら持って帰りたいらしい。どうぞ、どうぞ。大きいやつが好きなのか…
『ほら、やるよ』と『エース』に渡す『ヤンキー』
『幽霊ちゃん』にさりげなく渡す『SP』、『いいの?』『ああ』
もっとアピールしろよ! 周りの子達はヤキモキした。
『秀才』は『隠密』の妹さんの好みのぬいぐるみをしれっとキープした。『SP』も見習って欲しい、女子達はそう思った。
シューティング、アクションシューティング (戦車)、ベルトアクション、太鼓、リズム、ダンスゲーム等々を皆で楽しんだ。
ウォーミングアップは終わった、ヘロヘロの状態で格ゲーに挑もう! ダンスゲームが楽しすぎたのがいけないんだ…
~魔法少女大戦AC~
魔法少女同士が戦うハイスピード2D格闘ゲームだ。
手数や一撃、投げなどキャラによってウィッチクラフトが違うが、ゲージMAX、HP2割を切った時の魔女化での一撃必殺も魅力だ、“この世は理不尽なのだ” 某魔法少女の有名な台詞である。
初心者にも優しくマジカルモードも搭載している。
さあ、対戦、対戦~♪
『格ゲー王』『強キャラ使い』にボコボコにされました。
接待プレイによって1ラウンド目は遊んでくれるが、第2、第3と実力を発揮してくる生粋のエンターテイナーである。勝率は8割以上だ。
人が多かったから、入れ替わり立ち替わり遊びました、格ゲーは回転が早いのじゃ。
はーい、今日は解散! Mission Complete!
余ったお金はパーティー資金だ。
「ねぇ、おじさんは暇なの?」 一人の少女が尋ねる。
「ばっ、ちげーし、俺はな情報収集中なんだよ、このガキ共の溜まり場でな、あと兄兄とでも呼んでくれ、そっちの方がカッコいいだろ」
「K・K、私とも勝負してくれる?」
「いいぜ、来るやつは拒まずだ、元々ブーム再熱前はこの界隈も人が少なかったからな…」
This first story is finished.
登場人物(あだ名) 『先生』(1/1)
『姫(主人公) (ピンク)』『メガオタ (オレンジ)』『読書家』『天使ちゃん』『UFO』『隠密 (ブラック)』『ギャル』『エース』『セッター』『リベロ』『職人』『世話焼き』『ケゴシム』『ストライカー』『委員長』『秀才 (ゴールド)』『料理部』『脳筋』『ゴリオ』『クール (ブルー)』『武士 (シルバー)』『カジキ』『ヤンキー』『銭湯』『掃除魔』『幽霊ちゃん』『コスプレ』『SP』『暗算』『手帳 (追っかけ)』(30/30)
EX1:『27才さん (元ブルー)』『強キャラ使い (K・K、グリーン)』(2/2)
EX2:『武芸者ちゃん』(1/1)
登場人物は徐々に開示されていきます。揃った!
皆さま(読者様)は正解できましたか?
お読み下さりありがとうございます。まだ続きます。




