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転生勇者の無双到来  作者: Tincle【チンクル】
1章 王都ログダマル編
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ギルドマスター


そういえばさっきの受付嬢はナターシャというらしい。



正直なことを言う。アリスにしろナターシャにしろ相当な美女だ。

異世界はこんな素晴らしい人たちがたくさんいるのだろうか。


異世界転生万歳!


どうでもいいことなど考えないで、ギルドマスターのことを考えよう。



ギルドマスターということは、転生者と言う事がまずかったのか、

それともオーガを単独で倒した事がいけなかったのか、色々思い浮かぶ。


ギルマスはよくある(テンプレの)筋肉むきむきのむさ苦しいおっさんだろうか。

会いたくないな。


そう思っているうちに扉までついた。


「ナターシャです。ちょっとお話があります」

「何?」


意外にも聞こえたのは綺麗な女の人の声だった。しかし()()()()可能性もある。

そう思いながら{ギルドマスター}と書いてある戸を潜った。


よかった。()()()ではなかった。金髪の巨乳美女さんでした!


「どうも、ギルドマスターをしているフィオナと言います」

「どうも斎藤神吉です」

「彼は異世界人で、Dランクのオーガですら倒せるらしいのです。

お手合わせをして強さを図って欲しいのです」


「わかったわ」


そう言って彼女は立ち上がった。


「サイトウさんの実力を測らしてもらうよ」


なんか知らん間に美女さんと戦う事になったな。まあいいや本気で戦った事ないし。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


大きめの校庭のようなところに来た。

どうやら訓練所のようだ。


「ギルマス‘フィオナ’と挑戦者‘サイトウさん’の模擬戦(タイマン)を始めます!」


一瞬空気が張り詰める。

先に火蓋を切ったのはフィオナだ。

走りながら銀色の片手剣で切りつけて来た。

「遅いな」

そう言って右に軽く飛ぶ。

「何!

私の攻撃を避けるとは面白い」

そう言って剣を空に掲げた。

『世の理を読み解き凍てつく氷でで立ちはだかるものを切り裂け…アイスバレット』


お、おなんかすごそうな魔法を唱えているようだ。


(シャリーーン)

そんな音がしてこちらに小売の弾丸が飛んできた。

うん、BB弾を思い出す。


「氷には炎っしょ」


そうゆるく呟いながら

『ファイヤーストーム』と唱えた。


呪文に反応して大きな炎の壁が生まれた。


氷の弾丸は炎の壁の近くで溶けた。


「えっ、私の魔法を防いだ!!しかも無詠唱」


「あなたすごいわね」


パチパチと拍手をしていた。



俺、なんかすごいことしたのかな?


まあいいや。


「俺は冒険者になったんだ〜!」

戦闘描写も苦手です。

誤字脱字があったら報告してください。

お願いします。

ブックマークをつけてくださった方々ありがとうございます。

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