人助け
俺は声が聞こえる方へ走っていった。
途中で出てきた魔物は蹴り飛ばし、森を抜けた。
そこでは、大きなヒトガタの魔物にひとりの杖を持った女
が襲われていた。
「に、逃げてください」
彼女がそう言ったが
「はっ?逃げるわけないだろ」
俺は、そう言いながら、大きな魔物を蹴った。
蹴りが当たった瞬間大きな魔物は塵になりながら消えた。
「えっ?Cランクのオーガを倒すなんて貴方何者ですか?」
「えっただの一般人ですが」
「そういえば、助けてくださりありがとうございます。私の名前はアリスです」
「俺の名前は斎藤だ」
「サイトウさんは、なぜこんな森にいるのですか?」
「まあ、いろいろあってな」
「そうですか」
そういえばどれぐらい強くなっただろう。
/鑑定/
名前:斎藤神吉
年齢:16歳
種族:人族
Lv:30
称号:転生者、勇者になる人
祝福ギフト:異世界言語、成長限界突破、全魔法使用可、戦闘技術、異次元収納LV.1
技能スキル:鑑定
備考:αλσξενψκσκ
よく見るとレベルが上がっている。
「あ、あの一緒に街に来てくれませんですか?」
「いいよ」
そうして歩き始めた。
◇◆◇
「それにしても大きな街だな〜」
王都ロクダマルを見た感想だ。
中世ぐらいの文明にしては東京と同じぐらい大きい。ただ鉄で出来たような建物ではなく石でできている。
そういえばこの世界には、魔法があるのだった。
「ねえ、アリスさん。魔法使える?」
「はい。簡単なものなら使えますよ」
「ちょっと使って見せて!」
『世の理を読み解き我が力で立ちはだかるものを燃やし尽くせ…ファイヤーストーム』
詠唱らしきものを唱えると目の前で炎が巻き起こった。
「お、お、すげえー」
「そこまですごいものだとは思いませんが」
いやいやかっこいいだろ
「俺も試してみるわ」
『ファイヤーストーム』
(グォォーーーーーーーーー)
「えっ!!」
そう、アリスのと違い、青白い炎が数メートル出てきたのだ。
「まさか、無詠唱でこんな強力な炎が!」
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