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俺と転校生の二人きり遅刻
俺は春巣弟暗。なんと新学年昇級と同時に寝坊した。
「やっべ遅刻じゃんっ!」
俺はそう言って家を出た。
……と同時に。
どさぁぁぁぁっ
「いてて……ん?」
そこには同じ制服を着た少し小柄な少女がいた……っていうか上に乗ってた。俺が。
「大丈夫?」
「……(泣)」
「泣いてるぅぅぅぅ!?」
あっ、降りなきゃ(降りるの忘れてたわ)
「あの……ごめん。」
「別にいいですっ」
なおも泣いてるその目の前の少女はそう言った。でも明らかに大丈夫じゃねぇ。
「見ない顔だけど……転校生?」
「うん」
「何年?」
「高3」
うそぉぉぉぉぉ!同い年じゃん!どう見ても小学生の身長だよぉぉ!?
「じゃ、じゃあ名前は?」
「桜田琉留。」
「ルルね、おけ。」
……さて、ルルは学校までの道のりを知っているのか?
「学校どうやって行くか分かる?」
「……?」
「分からないんだね分かった俺に着いてこい」
「ありがとう。」
「あっ、俺は春巣弟暗な。デアって呼んで。」
「承知したっ」
可愛ええなおい。
俺らはこんな出会いからああなるとはまだ分からなかった。
そして学校に2人で謎の会話を交わしながら行った。




