須玖寺薫の夢見録

　戸時雅人は悩みを抱えている大学生。普段の人間関係など彼の悩みは尽きない。そう考えながら眠りにつくと彼は知らない夢の世界に迷い込む。そのこともまた、彼の悩みの一つだった。
　行きつけの喫茶店の常連である探偵・須玖寺薫とひょんなことから共にある依頼に関わることになった彼は、夢の中での事件に巻き込まれることとなる。