第二十三章 技について2
今回の技は発勁です。
でも私が出した技はネットで知る話とは違
った感じもします。
相手が吹っ飛んだり。
だから自分がやった事しかわかりません。
私が感じたのは当たったら相手は死ぬかそ
うでなくてもどうなるかわからない。
腕なんかでもガードできないし。
まじで相手の一生を奪う攻撃です。
それだけに簡単に習得できません。
自分はこの世界では才能はあると思ってま
すがそれでも時間がかかりました。
何故時間がかかるかは説明しますけど。
今回は拳法名も出します。
私がやったのは形意拳の劈拳です。
余談ですが実はねこれを使って戦う小説が
あります。
技も同じあらビックリ。
人も殺したりするからハードです。
かなり勉強になりました。
内容は本格的です。
書いてる人も格闘技経験者みたいですから。
他の小説も面白かったです。
見つけてください。
今野敏って人です。
小説名は書きません。
話を戻します。
私は中国拳法に興味を持って。
最初は少林拳の本をこれも勉強になりまし
た。
その次は蟷螂拳です。
驚いたのはこの拳法相手をつかんでからの
攻撃の多い事。
これも勉強になりました。
それで私は次はどんなやつだろう。
わくわくしてました。
本屋は休みじゃないといけない所でしたか
ら。
休みが楽しみでした。
中身なんかみずに買った本。
それが形意拳の本でした。
これもすごい本に違いない。
はっきりいって困惑しました。
なんだこれ?
とにかくわからない。
だから写真を見ながら練習しました。
それでもわからない。
こんなんで戦えるの?
とりあえず五行拳だけはやってました。
ところがある日不思議な事が起ったんです
ね。
それは体の大きい相手にパンチやキックで
もなんともできない相手に。
形意拳の崩拳が当たったらぐらついたんで
すね。
まあ力は入ってたかもしれないけど。
何気に出し技がそんな事は起こるとはまっ
たく思いませんでした。
それでこれは何かあるぞと思ったんですね。
でも本当にこれはわからない。
買って最初に見た時だまされたのかと思っ
たぐらいです。
すいません。ごめんなさい。
ゆるしてください。
これを普通に写真を見てできる人はほとん
どいないと思います。
私がおかしいかもしれませんが。
少なくとも少林拳や螳螂拳の技使えました
からね。
人に使った事ないけどこれやったら大けが
じゃすまないんじゃないのって技もありま
した。
足さばきで相手腕をつかんで後頭部なんか
に空手でいう鉄槌を叩き込みます。
掴んだ瞬間に叩き込みます。
練習でもすさまじい音がなります。
ただこれも足さばきとか。
体の使い方ですね。
学所はたくさんありました。
今でも毎日五行拳だけはやってますけど。
正直発勁は出せません。
これも自分ではわかってます。
気の感覚化ができてもこれは別です。
当時は気の感覚化もありませんでした。
気の感覚化がわかれば指先なんかに力が集
まるのがわかります。
昔力がある時は肘ぐらいまで力を感じまし
た。
その頃は指を振るだけですさまじい熱を感
じましたが。
九字切りとかやってましたから。
気の感覚化なくてもできます。
私でも当時毎日30分それも全身全霊をか
けて汗だくになりながらやってました。
それでだいたい半年。
でも時間は関係ないです。
出せたのはやり方がわかったからです。
誰かが書いてましたが。
極意とはまつ毛のようなものだって。
近くにあってもわからない。
ただわかってしまうと。
ただ時間は関係ないと書きましたが。
出すには体ができないとダメなんです。
内勁不動発。
やり方がわかってもできません。
そう私ができたのは体ができててやり方が
わかったからです。
どちらがそろわなくてもできません。
まず今の私に足りないもの。
足の筋力はめちゃくちゃいります。
馬歩って立ち方があるんですけど。
これはやるだけでちゃんと腰を下ろさなく
ても気の感覚化できてたらあきらかに手の
気の量が変わってきます。
完璧に腰が下ろせればすさまじい気の量に
なると思います。
後立禅もありますが。
これは昔一時間ぐらいやった事があります。
終わったらやばいですけど。
これも気の量がアップします。
姿勢が低いのには意味があるんです。
八極拳とか。
ちなみに八極拳はやっていて不思議な現象
が起こりました。
踏み込んだ足が波打つんですね。
波動というか振動というか。
思ったのは床が抜ける。
それで止めたんですが。
だから強く踏み込んだらいいとかそういう
ものではないです。
今はできませんけどね。
どうしてできるようになったか。
本があったんですよね。
沈身は姿勢を低くする事じゃないですよ。
やり方とか出てたんですね。
それをやった記憶があります。
その時はなんとも思ってなかったけど。
雑誌だと思うんですけど。
拳法雑誌は売ってましたから。
ただ今はどこにあるかわかりません。
そうそう変わったやつなら鉄砂掌もやって
ました。
ただこれ大変で。
手が汚れてふいても汚れが取れないんです
ね。
瓶に釘をいれて酢を入れるんですけど。
これでマッサージしないといけない。
ちなみに本に書いていた場所に金を送った
ら。
鉄砂は送ってきました。
最初はドキドキでしたが。
しばらくやってましたが。
弊害があるのでやめました。
仕事の書類が汚れたり。
笑うのが指紋がおかしくなるんです。
指紋の認証ができなくなる。
ああそうなのね。
笑うのがある部屋に入るのに指紋で入らな
といけないんです。
それがピタッと一致して。
本当に困りました。
ただこの本は色々勉強になる事が書いてま
した。
発勁ですがやり方はそれぞれ違います。
この話は形意拳の劈拳の話だと思ってくだ
さい。
太極拳なんか全然わからない。
まず足の力が必要です。
でもそれだけじゃないです。
呼吸ですね。
自分ではわかりませんが腹式呼吸が必要か
もしれません。
その前に姿勢とか注意が書いてます。
肘を下げろとか。
舌は上のはぐきの裏に当てろとか。
顎を引くなとか。
本を見てこれを守ってください。
意味がありますから。
それと手ですが力は入れないでください。
私はいっさい力はいれません。
ただ腕を伸ばすだけです。
ボクシングなんかは脱力から瞬間的に力を
入れる。
でもこれは力を入れないんです。
だから力を入れて叩こうと思ってる人はわ
かってないんです。
逆に言うとだからできないんです。
力を入れないから力じゃない力が出るんで
す。
難しいですよね。
でも私なんか何にもわからないから本当に
手さぐりでした。
足の力があって呼吸ができてて。
体ができてくると変化があらわれます。
これもわかりにくいですが。
胸とか腹を本気でなぐられても何も感じな
くなります。
子供に殴られても痛いって思うかもしれま
せんが本当に感じないんです。
ここまでできてもまだできません。
だから申し訳ないですが最後の部分は書き
ません。
見つけてください。
本当に危険ですから。
たった一度ですが。
クッションを持ってもらいました。
これはザブトンと同じ大きさぐらいで中は
スポンジが入ってるやつです。
持ってもらうと言っても。
指でつまんでもらうだけ。
ボクシングのパンチを打てば簡単に飛んで
行く状態でした。
ただなんでこのシチュにしたかはわかりま
せん。
ただ何か感じたんですね。
一回目何も起きませんでした。
二回目考え方を変えました。
もしかしたら。
するととんでもない事が起ったんですね。
呼吸はします。
腕を突き出す。
手まえで変化がでます。
私の腕は爆発したようにかってに伸びたん
ですね。
私は伸ばそうと思ってません。
でも腕は伸びたんです。
本に載ってた発勁はピストルで弾を撃つよ
うなものだってこれが初めて理解できまし
た。
もう一つ驚いたのは私の体が流れたんです
ね。
ありえない。
普通にパンチ出して流れるなんてありえな
いそれが起ったんです。
手にはまったく感触なし。
当たったって意識がないんです。
クッションはすりばち状に大きくへこんで
ました。
指でつまんでもらってたけど。
落ちませんでした。
後日談の話でまったく力が次の日はいらな
かったそうです。
指でつまんでもらっただけなのに。
想像するに手からバリアの様な力が発生し
てクッションを変形させたわけです。
たださらに後の話があります。
私は何とも思ってませんでしたが。
あのクッションを見てる人がいたんですね。
すみにポンと置いてあったんですが。
ある時言われたんです。
見てみ。
何かと思ったら。
なんかもどろうとしてるねん。
えーと思いました。
でもへこみが浅くなってるんですね。
ほんまかいなと思いました。
たぶん元に戻るんやと思う。
そして時間がたったら本当に元に戻ったん
ですね。
一ヶ月とかよりももっとかかりましたが。
完全に戻りました。
普通にクッションとして使えます。
できたのは一回だけです。
むかついて使おうと思ったら相手が引きま
した。
人殺しにならなくて済みました。
とてもじゃないが人相手に使えるものじゃ
ありません。
だから全部教えられないんですね。
ただ私の小説を色々と読んでる人はわかる
かも。
ヒントがでてます。
今回はやばいかもと思いましたが。
いきおいで書いてしまいました。
この技使っても責任は取れませんから。
自己責任でお願いします。
今から練習しても半年後でしょうね。
でも昔は何年修行しても無理と言われた話
も。
つまりある時にあきらめてくださいって言
われるんですね。
次はいよいよです。
気功の技です。
エネルギー電撃波です。
ある意味気の感覚化ができればできる人は
いると思います。
では今回はこれで。