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戦いの道  作者: 鈴夜
宣戦布告
39/41

極東ロシア崩壊

ウラジオストク時間 3月3日午後11時

ロシアのミサイル基地で相次いでサーバー攻撃を受け

通常弾頭ミサイルが相次いで自爆

核弾頭ミサイルが発射できなくなる

ロシア史上最悪の事件だった


さらに

満州政府がロシアとの国交断行を決定

その二時間前に在露満州外交武官二名が殺人事件を起こしたことで緊急手配された

殺害されたのはメイフォンだった


当初は、大使館に連れ込むつもりが

満露の外交悪化で

暗殺に切り替えた


メイフォンは、すでに死を覚悟しており

同志に全てを託したあとだった

メイフォンは、顔面から毒薬を嗅がされて

相手に殴りかかったがそのまま倒れた


暗殺を実施した武官は、大使館ではなく、手配した車で南下を開始

カスピ海で車を乗り捨て

数日かけて

トルクメニスタンの満州大使館まで逃げ

本国に帰国した


ロシア連邦

極東軍実働司令部

「イグニス長官、満州共和国は、ロシアとの国交を断絶とのことです」

「小さな湖の領土ぐらいで」

「これ以上の作戦は、日本海上での制海権を全面喪失により不可能と思われます」

イグニスは、報告を受け ため息と頭を抱えた

「ミサイル基地が機能が崩壊して自爆。核弾頭の暴発は阻止されているが、ミサイル基地の人間の努力のお陰だろう」

その言葉に、部下は暗い表情をした

「どうした」

「それがミサイル基地の職員の一部がサーバー攻撃される少し前に、姿を眩ませたとのことです」

イグニスは、部下に詰め寄った

「職員の経歴や出生地は」

「まだ調査中らしいです」

「恐らく、日本の工作員だ、旧蝦夷人民共和国にいたロシア系日本人を抱き込んだな」

「あり得ますね、ソ連崩壊のどさくさで国民登録がゴチャゴチャになりましたし」

「正式に国民総数を把握できていない、子供が誘拐されて野垂れ死にや、出産しても届けがない場合もありましたし」

「正式に国民管理番号制度を作ってくれればいいものを」

「それはそれで悪用されそうですがね」

「確かに」

その時 一人の情報官が入ってきた

「満州共和国政府がモスクワ時間3月4日午後2時付けでロシアへの限定宣戦布告を発表しました」

誰もがその情報官に振り向いた

イグニス長官が聞き直した

「今、なんと」

「満州共和国、モスクワ時間3月4日午後2時付けでロシアへの限定宣戦布告を発表」

その時、イグニス長官が倒れた

「長官」

「長官」

「急いで病院に運べ」

イグニス長官は、胃炎と脳梗塞を併発し

プロム大統領は、イグニスを解任し

日本との停戦と満州戦線への転換を急いだ


だが、戦線は大きく乱れ

モスクワ時間

3月6日午後4時

満州共和国軍は、ウスリー河を難なく越え

ハバロフスクとウラジオストクに侵攻

ウスリースクで大規模な衝突があったが

それ以外では、録な抵抗を受けず

3月7日未明

ハバロフスクを含めた沿海州南部を事実上制圧した


ロシア極東海軍も艦船は日本海機動部隊に殲滅され

陸上部隊の士気も最悪だった


唯一 極東ロシアの空軍に当たる

第11航空防空部隊が

カンスクやオムスク、モスクワに独断撤退を強硬

航空戦力の温存はできた


だが、モスクワ時間

7日正午

モスクワ地下鉄同時多発テロ

爆弾や毒薬で多くの市民が巻き込まれ

首都師団が蜂起

プロム大統領を拘束

日満に停戦を持ち込んだ


次回 9月20日 正午 完結

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