表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦いの道  作者: 鈴夜
静かな風
23/41

極東の雨

アメリカでの外務官がジョーカー大統領に機密書類を持ち込んで一時間後

9月4日正午(ロシア連邦、イルクツーク時間

ロシア連邦、イルクツーク

そこで、プロム大統領とロシア極東軍司令官が会合していた


多くの書類と日本海を基準とした地図

そして、赤と青の駒


そして、会合内容は

樺太奪還計画


ロシアは、ロシア連邦発足してしばらくしてから

樺太奪還計画を何度も練っていた

蝦夷人民共和国時代は、ソ連崩壊の傷跡や極東海軍の兵器が蝦夷人民共和国に奪われ、交渉の席につかせることができなかった

日本統一後になって、ようやく交渉が始まったが

林内閣、中泉内閣は、茶を濁し、2019年末までに結論を出すとした

そして、2012年に伊部政権が発足し、日本からかなり譲歩を引き出した

このまま、圧していけば、北樺太回復だけでも果たせると思われていた

今年二月に起きた伊部首相の国内での不祥事が発覚するまでは

伊部首相は、林共学園への国有地売却問題で野党に叩かれ、東西の都議選で与党が大敗北したことを切っ掛けに、病に倒れ退陣、新首相が、対露強硬派の青川になり

交渉は難航、第三国で行われた会談でも破談し

話ではなく、武で交渉することにして


三案を立案していた

A 間宮海峡を越え、樺太を直接奪還占領する案

日本連邦軍第二師団を相手にどこまで対抗できるかが条件だった

B ロシア発新潟行きの民間機や貨物船に民間人に偽装した兵士を乗せ新潟州の税関や空港を占拠し、新潟州民を人質に、交換条件で樺太を取り戻す

この場合、関東の第一師団や舞鶴の日本海機動部隊の対応の早さが鍵になる


C 東陸道秋田管区沿岸に上陸し、付近一体を占領し、樺太との人質交換案

この案は、

史実の今の日本の場合、上陸に成功されるだろうと言う意見がある

この作品の場合、大潟にある航空基地が大きな障壁となる


極東軍司令官は、

それぞれの案でのシュミレートを240通り考えた

そして、

B案を主体とした計画とC案を主体とした計画で計3つ 出された

プランX

工作員を投入し、舞鶴港近郊に停泊している、記念艦雪風、瑞鶴を攻撃

日本海機動部隊を混乱させ、B案による上陸作戦


プランY

東陸道のレーダーへのジャミング攻撃を仕掛け、

一斉に秋田沖に強襲上陸計画


プランZ

中華人民共和国のミサイルをハッキングし、大潟基地を破壊させ、人道的支援を名目に上陸し、占領する案


だが、どれも成功率が低いか危険度が高いプランだった

Xの場合

日本連邦海軍空母の象徴である瑞鶴を攻撃した場合

攻撃されて、士気が下がったりすればいいが、逆に復讐の種になる危険性もあった


Yの場合

ジャミングへの効果がどのくらい必要か、行った場合の日本側の対応能力


Zの場合

万一、ミサイルをハッキングし、打ち上げたとして

満州共和国軍の介入有無が焦点になる

ソウル会議での失言問題が引き摺っている

万一、満州共和国が樺太問題に日本側に立って参戦した場合がめんどくさいこともなる



結果、

Yプランを修正することで固まった

続く


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ