暗殺予告
8月13日
満州共和国満州司法局(日本で言う警察庁)に10ヵ国以上のサーバーを経由したメールが送られてきた
「満州共和国大統領柊昇一に告ぐ
お前を抹殺する
回避したくば、大統領を速やかに辞職するか、米国に対し宣戦布告せよ」
「来たか」
「辞任しますか」
「ジョーカーたちに殺される」
「アメリカにせんそうも吹っ掛けるわけにもいきませんよね」
柊昇一の暗殺を企む連中には、大きく4種類に分類される
1 朝鮮人民共和国の銀一族(但し長男は親柊)と中華人民共和国首脳
2 朝鮮南部の旧高麗民国人
3 中東の反米、反露勢力
4 ただ殺害して目立ちたい連中(暗殺じゃないだろ)
柊は、今回の件が、1もしくは3だと
考え、中国と銀一族の動きを探ってみた
銀一族のうち
革命で当時の総書記は戦死したが
長男 義男は、完全に懐柔した
次男 義哲は父親が殺された腹いせに北京に亡命
三男 義恩は、国内にいるのは解るが、警察の目が届かないように住所不定で逃げまくっていた
一方の、中国は
共産党本部だけが
北京から南西に行った太原へ移動し
軍司令部以外も次々と移動を始めていると言う状況だと諜報員から連絡があり
暗殺よりも戦争の方が高いと予想し
結果的に3番と仮定した
先日起きた
トルコ事変により
トルコ東部がロシアよりの動きを見せたことにより
宗教軍もシリア反乱軍も焦った
ロシアが南下できたのは
アメリカがロシアと関係改善に動いたからだ
アメリカとロシアを繋げる原因を作ったのは、満州共和国だ
建国したのは、柊昇一だ
つまり、彼のせいで自分達が不利になった
柊は、巧みな罠を仕掛け、迎え撃つことにした
一方
アメリカ合衆国
「柊に暗殺予告だと」
「先ほど、向こうの副大統領の古川マルクから暗号通信で此方に連絡がありました」
「中東の宗教軍の鎮圧を急ぎ、柊に貸しを作っておくか....」
ロシア
「柊の暗殺計画だと」
「ええ、あくまで噂ですが」
「情報源は」
「満州共和国満州司法局です」
「確かにあそこは、大使館から500m圏内だったからな」
「警察や政府、軍内部の通信や回線は無理ですが、外部からの予告状なら簡単に見れますよ」
「送信元は」
「今分かっているところで、直近で中華民国からインド、そして我がロシア、そこからポーランド、スイス、此処からは追いきれませんでした」
「捜査協力せずに行けたのはそこまでか」
「スイスからですと、フランスかイタリア。もしくはギリシャを経由してシリア方面かもしれませんね」
「シリア反乱軍か」
続く
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予定通り 15日の午後10時です




