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とある異世界にて狩人は笑う  作者: 作者不明
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雑談。



マークとニーナは困惑していた。目の前のロクスウェルのアシスタントと共に取材に来たロクスウェルとロクスウェルの担当であるニキに、今は太一も雪人も在宅してはおらず、寧ろそのタイミングでこの取材は来たと思われる。




「……太一さんと雪人さんの事はわかんないですよ、いくら彼女の身内でも」




「最近太一兄ちゃんも忙しいし、雪人じいちゃんも仕事が増えたし」




ニーナはノヴァと雪人の娘の雪音をあやしながら取材にこたえる。





「なるほど、やはり世界最強の男達のネタはなかなかひろえないということね」



ニキはにこりと笑う。






「どうにも面倒な予感がするな」



「そいつはいけねえな、まあ飲めや」



雪原の中で雪人と太一は煙草を吸いながら熱燗を煽る。




「思えば二人で組むなんて珍しいな」



「玉露の件以来だからな」




「おめえもいくらか変わったな」



「そうかもな」




目の前に現れた白い毛の化け物達を見ながらふうとため息をつく。




「雪男が暴れるなんて珍しいな」



「恐らく面倒な魔物かなんかがいるんだろ」



二人は煙草の煙を吐き出し雪男達を見た。







「しかしロクスウェル先生の周りはカッコいい人や美人さんが多いですよね」



ニキは珈琲を淹れてもらいながら呟く。



「そうでござるなあ、アギエルもバルバトイももてるし、サイリス姉達ももてる、ラクシャーナはまだ浮いた話はないでござるが」





この前ラクシャーナが彼氏候補の少年を連れてきたさいにほぼ全力の殺気を発現して撃退したのを思い出しながら遠い目をする。











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