表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とある異世界にて狩人は笑う  作者: 作者不明
63/163

ペア戦1アギエルとラグナ




「さあ、個人戦優勝はルーラン選手に決まりました」



「はじめの大会にしては実に面白い一戦だったね」



マルコキアスの言葉にクドウは頷くと同時に次のペア戦の組み合わせを言った。






「……連戦か疲れるな」





「まあ、そう言うな、出たからには優勝を目指すぞ」



ラグナは少し興奮しながらアギエルに声をかける。先ほど消失した上着はすでにきている。




「……まあペア戦はすぐにでも終るか」




そう呟くと同時に目の前の選手が名を告げた瞬間二人を気絶させた。




「瞬殺!!アギエル選手瞬殺です!!相手選手は名のある流派の師弟であったと聞きますが!!」




「個人戦のレベルが高かったという所だな、アギエル君も連戦はさすがに疲れたのだろう」




マルコキアスはふうとため息をつきながら担架で運ばれる相手選手を見た。






「……私の見せ場がないな」



「……そう言うな、気づいているのだろう?」



「そうだね、無邪気で大きな力だ」




「ああ、まるで太一君のようなな、波乱はくる、それまでご飯でも食べようか」




「そうだな、近場で和食を食べれる場所を見つけたのだが」



「それはいいな、主のおかげで和食文化は浸透しつつある、俺はあの味が好みだ」





「なんでしょう、この負けた感は」




「……若い奴らは皆そい遂げればいいだろうに、なかなかうまくいかんもんだな」




マルコキアスは節介を告げる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ