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とある異世界にて狩人は笑う  作者: 作者不明
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幕間7 発進する妹



白い世界で重なる書類、その全てを終らせた神藤リンネは下界の様子を見ながらふうとため息をついた。




「……太一兄ちゃんの力はもはや私の力と融合して太一兄ちゃんだけのものになってるわね、やはり太一兄ちゃんの御両親はあの方達、死を偽装してまで兄ちゃんをどうするつもりだったのかしら」




脳裏に浮かぶ不敵な笑みの太一の両親。





「間違いなく太一兄ちゃんは[すべからく救う者]唯一の救済者たる力を持つ者」



リンネは傍らの林檎ジュースを飲みながら仕事が全て片付いたのを確認すると



「まあそれでも兄ちゃんは兄ちゃんだし、かまわないけどね、でも面白くないのはやはりフラグを立ててるってことよね!!大好きなのは私も同じなのに!!分身立てて下界に降りる申請だして今いくわよ!!太一兄ちゃん!!」




こうして最終兵器創造系妹神藤リンネは動きだしたのだった。






「……そろそろあの子の事だ動きだすんだろうなあ」



「……じいさんどうした?」



「おめえのその男前の残念さが不憫でならねえよって話さ」



「話がみえないな」




雪人は遠い眼をしながら孫の可愛そうな部分に頭を抱えた。





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