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とある異世界にて狩人は笑う  作者: 作者不明
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♯反抗期




うちのニーナに限ってないように思っていたのだが、どうやら最近反抗期らしい。何故なら煙草の臭いに対しても敏感になったし、マイクとのデート先も言わなくなった。嫁にいったら。



「普通に大人になったんでしょ」




そういう解答が……まあいいんだが、遠い昔俺もあったんだし、だがさすがにうちのニーナ―とマイクが出来たりしたら……マルコキアスの野郎も……。



「まあやらないっていっても好き同士ならやるって可能性のほうがたけえわな、最近ピルもお前さんが発案で出回ってるわけだし、赤ん坊は大丈夫だろうよ、まあこっちでは10代で子供作るのは結構あるけどな」





不安しかねえな、どうする下手につけておじいちゃん嫌いとか言われたくねえし。最近じゃデートの行き先も言わねえし、どうしたもんかとそういやもうこっちきて一年にもなるし17にもなるんだ。そろそろそういうもんにもなるよなあと感慨深くもなる。




マークもなんだかんだあの女の孫なんだしそろそろ認めてやってもいい頃だ。よし決めた。





「ニーナ、お前もう一人前だ、マークと一緒住め、丁度一等地に空き家出たらしいから」




「あんなに渋い顔してたのに?」



信じられない顔をしたニーナに




「もうお前も一人前だろ、もう嫁にいくくらい許してやるよ、どうせ添い遂げようとしてんのあいつだけだろう」




「………ありがとうお爺ちゃん」

反抗期らしい理由はあえて聞かず雪人はにこりと微笑みニーナも微笑み返した。


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