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とある異世界にて狩人は笑う  作者: 作者不明
122/163

♯出版社はいつも忙殺されています

なかなかこちらを更新できずすいません。こちらは試験的に短めに文章をかいてみやすく、ダンジョンメイカーのほうは長めにかいてがちがちの小説ぽくしてます。どちらのほうがみやすいですかね。





電脳国家スパークス。ネオン光り輝く電気街といってもいいほどの近代的な国。巨大なビル群は現代地球の文化を彷彿とさせる。それもそのはずスパークスの国主は電気工学を学んだ転生したと老人である。勿論転生者という事は地球出身であるという事だ。バイタリティの高い老人で持ち前の知識とこちら原産の雷魔法を元に二つの技術を重ね合わせた効率性の高い魔導具の開発をし、世の中に貢献してきた。勿論雪人とも顔見知りとなり常に将棋などをしながら知識を出し合っている。




勿論そんな特殊な背景を持つ街であるから日本でいうところの秋葉原のような国になるのは時間は関わらず、雪人がおもしろ半分で持ってきた秋葉原の情報を国家の重鎮に見せたところ即採用。メイドカフェや執事カフェなるものやゲームにアニメというサブカルチャーも発信される。オタクな国になったのである。国主の孫も若い女性で二次元にはまっているのだとか……。




そんな事からこの国には漫画専門の出版社も多く存在する。勿論ロクスウェルの担当する出版社もここにあるのだ。






「今季の新人は優秀だね」



ロクスウェルの出版社の編集長である狼の獣人はにこやかにほほ笑む。目の前にはロクスウェルの担当であるニキ=ブラッドマンがにこやかに微笑み返す。



「そうですね、今回はロクスウェル先生のアシスタントさんもデビューですし」



「そうだね、いいことだ、ロクスウェル先生はわが社の稼ぎ頭だからなあ」



「アニメにもなりますし、声優さんも着々決まってますしね」



「それなんだがな……」



編集長はにこりとまた微笑む、ニキは嫌な予感がしながらこちらを見る。




「雪人さんに声演じてもらえないだろうか?」



「……雪人さんてあの雪人さんですか?」



「たまたま雪人さんの店に監督連れてったろ?声に惚れてしまってなあ」



「……太一さんのおじいさんですよ?」



「出来れば太一さんにも参加してほしい」



「あの人達大分忙殺されてますけど」



「大丈夫、君はこれから更に忙殺されるから」




「この職場は私を殺す気ですか」



「大丈夫、治癒魔法かけるから」




ニキは目の前が真っ白になりこれからのことに頭を悩ませた。








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