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とある異世界にて狩人は笑う  作者: 作者不明
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♯妹が彼氏を伴って同棲をしたいと言うのですが




妹も年頃だし彼氏と紹介された子もそれは良い子だと思うんだがね、寧ろ彼氏と紹介されて当人やたらと動揺してるじゃないか、何故彼氏となったのかよくわからないんだが、それよりもだ、俺が困惑するのは彼……絶対悪と名高いアンリマユ。

見た目は実に良い好青年だ。どうやら彼は好き好んで様々な世界を滅ぼしてきたわけでないらしい。種族特性として人の悪たる部分を増長し結果世界が勝手に滅んだわけらしいのだが……正直そんな危険人物を妹の彼氏にはと思うのだが、ラクシャーナはもうすでに付き合う気満々みたいだし、この世界ではそういう悪たる衝動や特性が出ないのであれば問題はないだろう、というか明らかに……。




「アンリ君の種族特性は私が封印しちゃいましたあ!!」



「ですよね、リンネちゃん」



このお転婆な創世神がいるのならばアンリマユ君の悪性なんぞ封印できるに決まってる、まあいい、ラクシャーナが気にいるだけの理由があるんだろう、バルバトイに関してはもうこちらに任せているようだし、そうと決まったら。





「……アンリ君、とりあえずご飯食べていきなさい」



「……な、なんかすいません」



「いや君は悪くないよ」



寧ろ女性陣のごり押しが大変なだけで、まあ季節はそろそろ春に向かっているわけだ、季節野菜のパスタでも作ろうか。




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