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とある異世界にて狩人は笑う  作者: 作者不明
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♯最近妹の様子がおかしい。1





アギエルは最近妹であるラクシャーナの様子がおかしいと感じている。姉達に聞いても感づいてはいるが大して気にもしてないようだ。ラグナはラグナで静観してあげたらいいんじゃないのとは言っている。それはそれでわかるのだが兄心としては気になる所ではある。妹達に至ってはまだ幼いためそういう物事はまだわからないだろう。愚弟は相変わらず必要最低限の仕事をしてほぼニートのような生活をしているのでそろそろ渇をいれねばいけない。



「♪」



上機嫌でいつもよりも服装を決めて準備をするラクシャーナ、少し露出が多いんじゃないか?もう十分な年だ、余り気にする必要もないんだが……やはり露出が多い服装は兄としてはだな。




「あんまし気にするとうざがられるぞ、兄さん」



「うるさい、ニートが」



いつの間にか隣にバルバトイが珈琲を飲みながらそう言ってくる。



「別に子供じゃねえんだし、変な奴は捕まえねえだろ」



「……まあ信頼はしてるがな」



「それよりチビ共、起こすぞ、今日は幼稚園と学校だろ」



「珍しいな、お前が起こすなんて」



「たまにはバルバトイ兄ちゃんと行きたいとごねられてね」



「……さすがのお前も子供には弱いか」



「まあねえ」



アギエルはそう微笑むと朝食を準備しに台所へと向かった。


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