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とある異世界にて狩人は笑う  作者: 作者不明
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風の力携えし拳闘家




「……だりい」



「至極全うな感想だね」


目の前の金髪に短く整えられたバーテン風の男装の美女はにこやかに笑う。



「……んで姉さんも別に矢崎ってのと共謀するようには見えないんだけど」



「矢崎は兄だからね、妹としては協力してあげないとかわいそうでしょ」




肩を竦めながらやれやれとため息をつく。



「聞いてた情報にしちゃ髪の毛違くね?」




「ああ、産まれた順が違うと細胞のあれで違ったりすんのよ」




「変身しねーの?」




「男前とやるのに、気にいってる人間の姿で戦わないでどうするの?」




「それはもうしわけねーっす」




そう言うとバルバトイは風を纏うとため息をつく。




「俺はバルバトイ、あんたは?」




矢崎月やざきつきよ、よろしくね、バルバトイ」



「俺も結構好きなタイプだけどねえ、姉さんみたいな自由人」



「あら光栄ね」




艶やかに笑いながら月は拳をかまえた。


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