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描いた未来

作者: 豊田直輝

子供が発狂してしまった

自分の分身であるかのような存在が

気を狂わすのは見ていられない

子供が苦しむよりも私が苦しむ方がいくらましか

あまりの壮絶さに涙を飲んでしまう

これから先の未来なんて考えられない

考えられようか?

こんな状態で未来に夢を馳せるなんて

一体どんな聖者なのだろうか

私の未来は暗黒と決まった

昔はこんな状態になるのを描いていなかった

結婚の先に眩いような明るさの未来がある

そう頑なに信じていたんだけど

この現状は一体何なのだろう。

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