第一話
前回の続きです
――前回のあらすじ――
※読まなくて良いって人はとばしてください(ちょっとしたギャグ要素あります)
和彦;因みにこのシリーズでは毎回あらすじがあるよ。それと次回予告。今回は僕、白銀和彦が前回のあらすじを紹介します。
前回のプロローグでは確か僕達の大切な幼馴染の祈璃ちゃんが告白されて綾斗くんが嫉妬っで逆ギレしてたよね。祈璃ちゃんたら舞い上がっちゃって...やっぱり女の子だねぇ。でもこの時は皆知らなかった。祈璃ちゃんに告白した木村くんのクソみたいな本性を...。
実は木村くんは中学で有名だった...おっとこれ以上はネタばれだよね。でもまぁすぐに分かるから気になる人は読んでください。
......。僕であらすじ初めてだけどこんな感じでいいのかな。あんまり言いたいほうだいだと後で皆に起こられそうだけどね。
六月末くらいの話かな。
第一話
「そういや浪川ちゃん、木村くんのことどうしたの」
「バカ、知らないの?木村くんホントはやばいんだって。浪川の他に六人に告ってて...」
皆がこうやって噂してるのは他でもない木村くんのこと。
昨日の弓道場にて
さてと、やっと一学期の期末が終わったー。今から部活とかマジ草生える。ま、顧問が入宮霞先生だから良かったなー。霞先生は今年から初めて教師になってこの学校に来た、若くて美人で優しくて厳しい女の先生だ。
弓道場にて
皆もう来てんだ。早いな。
私が道場に入った瞬間なんかいつもよりテンション高めの後輩が数人が押しかけてくる。え何この空気。
「先輩も木村に告られたってホント?」
同じ剣道部の後輩、清水颯太くんが慌てたように武道場に駆け込んできた。
「もってなに?もって」
隣にいた菖蒲が聞く。まぁ断ったんだけど。
「先輩、あいつやばいッスよ。」
こっちも後輩、橘慶一くん。
「あいつ小学校の時から有名な隠れクズでやばっかたんス。俺もそこそこ問題起こしましたけど」
「けーちゃんなんてあいつに比べたら優等生になるよ」
「あ。知ってる。この前も六人の女子に告って...もしかして先輩も?もちろん断りましたよね?」
でこの子も後輩、鈴木香奈御ちゃん。
「うん。断ったよ」
にしても木村くんやばいんだ...。人にはやっぱり裏がある。三次元怖い...。怖すぎる...。無理...。
『よかったぁ~』
後輩がみんな口をそろえて言う。
「ははははは、やっぱりあいつフラれたかー。ま、先輩みたいな人は俺くらいの技術がないと無理ですねー」
彼も一年生の川原満。絵に描いたような女たらし。
「木村くん、やばいんだね」
菖蒲も言う。
―――で、今に至る。
「さ。もういいじゃん。こういうこともあるよ。ね、祈璃ちゃん」
和彦が言ってくる。和彦は良いムードメイカーだと思う。
「あっ!それよりさ、今年もみんなで僕の家に泊まらない?今年は米倉さんと榊原さんも一緒に」
「いいの?つか毎年行ってんだ」
菖蒲と米倉が一緒ならすっごく楽しい...!
「いいの?和彦!?...ありがとう!」
「うん、もちろん。大事な幼馴染の祈璃ちゃんには元気でいてもらいたいからね」
私の事をいつも気にかけてくれて、いつも味方をしてくれる和彦。彼は私にとって兄のような存在だ。本当に感謝してる。
「で、綾斗くんも行くよね?」
そして和彦は綾斗に振る。
「あーうん、まぁもちろん行くよ?毎年行ってるし」
綾斗は毎年どおり了承。
「じゃあ決まりだね。今年は僕も入れて七人だね」
「え、七人?あたしと榊原、浪川、白銀くん、西島...他に誰かいるの?」
和彦が言うと、米倉が不思議そうに首を傾げる。他は私の弟二人。
「あとは私の弟だよ。中二で最近口悪いクソガキ。名前は裕真それと小学四年生のかわいい子。名前は裕次郎」
「弟いるんだね、厨二病こじらしてそうw」
菖蒲が笑いながら言う。実際そうなんだけど。
「あーうんそうだよ当たり。小四からあんなんだけど」
「まぁ、すっごく楽しくなりそうだから今から超楽しみ。でも弓道部は合宿もあるよね。まぁあたしもついていくけどね。新聞部特権で許可もらえたから」
『え゛』
米倉が言うと皆声を揃えて驚く。新聞部怖すぎなんやけど...。
本当にそうだ。でも米倉の言う通りかな。
今年の夏は楽しくなりそう。
次回予告
※読まなくて良いって人はとばしてください(ちょっとしたギャグ要素あります)
綾斗;今回の次回予告は俺、西島綾斗がやる。
次回は弓道部と顧問の先生二名、担任の先生、そして新聞部の米倉が行く合宿だ。
七月末の頃っていう設定だ。
少し時間軸がおかしい気がするのは作者の都合だ。今回はまだマシだがもっと時間がとんだりすることがあるが、それは作者の都合だ。
あと、ネタがないから投稿が遅れるはずだと作者から伝言がきている。
祈璃;ねぇ綾斗急にメタい話すな。あと予告のギャグないからもう少しネタ入れろよ。
綾斗;...浪川。ギャグは作者の...ネタだぞ。
作者;すいませんネタ無くて
まだ続きます