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精神魔法で幸せ脳内物質を強制分泌させて甘やかし添い寝

過度に性的な表現や別ルートが描かれるR18版をノクターンノベルズにて公開中

18歳以上の方は下記リンク先での閲覧がおすすめです

https://novel18.syosetu.com/n2522ka/

──エリナの邸宅


 大浴場から出てアリシアの体を拭いたり髪を乾かしたりし終えた私は今日は早めに寝ることにした。


 本当は喉が詰まるくらいご飯を食べさせてあげて後1回は死んでほしかったんだけど、もうアリシアが壊れかけているので今日はやめておこう……。


「ふひ……に、似合ってるよぉ、アリシア」


 私はアリシアに薄絹の真っ白なネグリジェを着させてあげた。


 んひ……やっぱり似合う。


 私は前々からアリシアに着せてあげるための服を色々と買い込んでいた。


「……ぁ、はい」


 アリシアはもう恥じらう感情すらなくなりかけているみたいで薄い反応を見せる。


 目の焦点が合ってなくて虚ろだ。


 か、かわいい……。


「きょ、今日はもう寝ようね」

「明日は同級生でもなんでも好きな物を買ってあげるからね……」


 私はアリシアの手を引いてベッドに横たわらせる。


 そして向き合うように隣り合って私も寝転んだ。


「きょ、今日は楽しかったね……」

「私は、い、今もだけどアリシアといっしょにいて」

「ずっと興奮しちゃってたよ……」


「……う」


 アリシアは少し顔を歪めたけど私が怖いみたいで嫌悪感を露わにすることはなかった。


「あ、アリシア……」


 私はキスしそうになるのをグッとこらえてアリシアの胸のあいだに顔をうずめた。


 き、キスはアリシアが自分からしたくなったらしてもらうんだ……。


「すぅー……すんすん……」


 んひ……しあわせ……。


 私はじんわりと腰の奥が熱くなるのを感じながら夢中でアリシアの匂いを嗅いでいた。


「ふひ……最初はあんなにうるさかったのに無口になっちゃったね……」

「また口が利けるように優しくしてあげる……」


 アリシアはずっと口も半開きなくらい恐怖で意識が飛びかけてるみたい。


 そこで私は精神魔法で無理やり脳内の快楽物質を分泌させてあげることにした。


 それと同時に意識が少しハッキリするように他の分泌物も調整していく。


「あは……ちょっと目の色が戻ってきた……」


「え、エリナ……?」


「大丈夫だよ……」

「今日はもう殺したりしないから安心して……」


「エリナぁ……うぐ……ひっぐ、ぐす……」


 アリシアは泣き出してしまっていた。


「国が滅んだり、奴隷にされたり、同級生が死んだりして辛かったよね」

「学園でも自己保身しか頭になかったアリシアがそんなの耐えられないよね……」

「でももう大丈夫だよ……」

「私といっしょなら怖くないから……」


「ご、ごめんなさい……許して……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……」


 安心できるように語りかけてるのにアリシアは私に謝り続けている。


「んひ……なんで謝るの……?」

「アリシアがいじめてくれなかったら」

「こんなに好きにならなかったんだよ……?」

「い、いじめてくれなくても好きだったけど……」


 アリシアは泣いているせいか私のことを強く抱きしめていた。


 う、うれし……んふ……。


「明日はもっと楽しいことしようね」


「……ひっ」


 アリシアは、その綺麗な泣き顔をサッと青ざめさせた。


 きっと私にもっといじめられると思ったのだろう。


「だ、大丈夫だよぉ」

「まずはアリシアの取り巻きを買いに行こうね……」


 私がそう言うとアリシアは瞳に輝きを取り戻す。


 ふひぃ……アリシアは今なにを考えてるんだろ……。


 きっと活路が見出せそうな気分になってるんだろうなぁ……。


 それとも自分のいじめられる負担が減るとかロクでもないことを考えてるのかなぁ……。


 どっちだとしても愚昧でかわいい……。


「安心して……」

「なでなで……」


 私は声に出しながらアリシアの髪に指を絡めて頭を撫でる。


 撫でるたびに精神魔法の強度を上げてアリシアが幸せに感じるようにしてあげた。


「あ……あ……」


「なーでなで……」


「んう……」


 んひ……あ、アリシア……。


 蕩けた顔がかわいい……。


 私はもう耐えられなくなりそうだったので自分に沈静化の魔法を使った。


「わ、私に撫でられると気持ちいいでしょ……」


「は、はひ……」


「毎日してあげるからね……」


 奴隷用の首輪は聖女の魔力に反応するから私の魔法はどれだけ使っても大丈夫……。


 いっぱい幸せにしてあげないと……。


 だ、ダメだ……我慢できない……。


 私はどうにかキスをしたりアリシアの大切なところを触ったりしないように耐えながら頬をベロリと舐め上げた。


「あ……っ」


 アリシアは脳内麻薬の波に溺れているみたいで私に舐められても嫌がらなかった。


「ん、んひ……美味し……」


 私はベロベロとアリシアの頬を舐め続けながら自分に睡眠魔法もかけていく。


 このままだともう最後までしちゃいそうだから……がまんがまん……。


 それとアリシアには、さらにリラックスできる精神魔法をかける。


 わ、私といっしょにベッドに入ったら安心できるって覚えてもらわなきゃ……。


「なで……なで……」


「ん、んう……」


「ふわぁ……ねむたい……」

「おやすみ、アリシア……」

「大好きだよ……」


「……おやすみなさい……」


 アリシアからは愛の言葉は欠片も返ってこなかった。





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