魔法に反応する奴隷用首輪が作動して爆死
過度に性的な表現や別ルートが描かれるR18版をノクターンノベルズにて公開中
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──エリナの邸宅
「ふ、ふひひ、2週間ぶりくらいだね、アリシア……」
「エリナ……!」
アリシアはすごい形相で私を睨み付けていた。
「ねえ、い、今どんな気持ち……?」
「最低の気分よ……!」
「ど、奴隷娼婦になってからはどうだった……?」
「あなたに買われるよりはマシだった!」
「そ、そうだよね」
「まだアリシアたちが奴隷になってから全然経ってないもんね」
「まだ何もされてないから」
「そんなことが言えるんだろうね……」
アリシアは私の話を聞いてないみたいで関係ないことを喚いている。
「あなたみたいな恥知らずの人間がいたせいで……」
「みんなは……!」
「アリシアが好きだったヴェレンも処刑されちゃったもんね……」
「で、でも大丈夫だよ」
「もう寂しくないよ」
「これからは私がずっといっしょだからね……」
「そんなのお断りよ!」
「なんで……こんなことに……」
「やだ……もうやだぁ……」
「ヴェレン……」
アリシアは自分の国が滅ぼされたり、好きな男が処刑されたり、奴隷にされたり、色々なことがあってもう精神が限界を迎えているみたいだった。
ふふっ、泣いてるアリシアなんて初めて見た……。
「かわいいね、アリシア」
「でも可哀想……」
私はアリシアの頭を撫でて慰めてあげようとした。
「触らないで……!」
「わざわざ私を買うほど恨んでるなんて……!」
「これからどんな復讐をするつもりなの……!?」
「恨む?」
「復讐?」
「なんで?」
どうやらアリシアは私がいじめられて嫌がっていたのだと思っているようだ。
「私はアリシアが大好きなんだよ?」
「な、なに言ってるの……!?」
「あ、アリシアは私の気持ちを知ってて」
「いじめてくれてたのかと思ってた……」
「けど違ったんだね……」
少しショックだ……。
で、でも知らないのにいじめてくれてたなんて……。
それはそれでうれしい……。
「あ、アリシア……」
「わ、私もう我慢できないよ」
私はアリシアの綺麗な長い金髪に手を伸ばした。
「ひっ……」
「グべッ」
「え?」
変な声が聞こえたと思ったらアリシアの首がなくなっていた。
奴隷の魔法に反応して爆発する首輪が作動したみたいだった。
「ふ、ふひひ……」
「奴隷商人はちゃんと説明してなかったのかな……」
アリシアの綺麗な金髪が血と焦げで黒くなっている。
私はその部分に顔をうずめて、くんくんと匂いを嗅いだ。
あぁ……いい匂い……。
私はアリシアが殴ってくれるときに揺れた髪から、ふんわりと香る優しくて甘い匂いが大好きだった。
今日からはもう好きなだけ嗅げるんだ……。
身体も……。
私はアリシアの豊満な胸にも顔をうずめながら深呼吸をしてみる。
んひ……いい匂い……。
「んふーっ……ふー……ッ」
も、もう下着がすごいことになってる……。
私は抱き着きながらアリシアの死体に匂いを擦り付けるようにして身体を押し付けた。
アリシアの太もも、やわらかぁい……。
「んあっ…あ、アリシア……」
「んぐぐ……がまん、がまん」
ま、まだそのときじゃない。
アリシアに自然と好きになってもらって、それで私の処女を奪ってもらうんだ……。
私は、ひとまずベルカスト家の秘法でアリシアを生き返らせることにした。