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かぞくのうた  作者: 霞鈴
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愛してる




愛されたい


愛されたい


愛されたい




大人になればなるほど


この想いが強くなる




それなのに、




何度愛してるを言われても、




言われても、


言われても、




わたしは何故か、満たされない。





子どもたちの『あいしてる』を

正しく受け取れている自信がない。



「ママは?」

「ママもあいしてる?」



「ママはね…」




すぐ返せないわたしは、

子どもたちにどう映っているのだろう?


にこにこ笑顔で、

疑うことなく問いかける四つの瞳。




言えなくても、ただ言えばよいのに。

ただ言えばよいのが、ただ言えない。


喉に引っ掛かる言葉。








わたしは正しい『愛してる』を伝えたい。


面倒な大人になったものだ。





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