表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かぞくのうた  作者: 霞鈴
1/2

おかあさん






ねぇ、おかあさん。




わたしが生まれたとき、どんな気持ちだった?




わたしが笑ったとき、どんな気持ちだった?




わたしが泣いたとき、どんな気持ちだった?










ねぇ、おかあさん。




わたしが壊れはじめたとき、気がついていた?










『愛されている』実感がないわたしは、




『愛している』自信が持てないお母さんになりました。










今日もわたしに笑いかけてくれるふたつの命。




こどもたちの『だいすき』に


わたしは『大好き』を返す。




それは同じ『だいすき』かはわからないけれど、


『大好き』が言えないお母さんにはなりたくないから。






ねえ、おかあさん。






わたしがなりたい『お母さん』は、


おかあさんにとって正解の姿なのかな。











評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ