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おかあさん
ねぇ、おかあさん。
わたしが生まれたとき、どんな気持ちだった?
わたしが笑ったとき、どんな気持ちだった?
わたしが泣いたとき、どんな気持ちだった?
ねぇ、おかあさん。
わたしが壊れはじめたとき、気がついていた?
『愛されている』実感がないわたしは、
『愛している』自信が持てないお母さんになりました。
今日もわたしに笑いかけてくれるふたつの命。
こどもたちの『だいすき』に
わたしは『大好き』を返す。
それは同じ『だいすき』かはわからないけれど、
『大好き』が言えないお母さんにはなりたくないから。
ねえ、おかあさん。
わたしがなりたい『お母さん』は、
おかあさんにとって正解の姿なのかな。