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第一話 始まりの転生

初めての投稿です!

よっろしくお願いします!

3億年前、魔法が存在した。


その世界は、血で血を洗う弱肉強食の世界。


力なきものは淘汰され、力ありものが生きる世界。


しかしそんな世界には、絶対者とされる者がいた。


最高神・エレウテリア


魔神・最高神の使い《エレン・カストロフ》


天神・最高神の使い《タシス・リファイス》


その、3者は絶対的強者であった。

特に、最高神エレウテリアは世界を作ったともされている最高神だった。







「戦況はどうだ?」

「はい、侵攻が困難になってきております。それは、敵軍が切り札を解き放ったからのようです」

「うむ、よかろう下がれ」

「ハハッ!」

戦況的には、こちら、魔族側が押されているが魔神は面白いと笑う。

それは、魔神一人で敵の軍隊を瞬殺できるほどの力を持っているからだ。

(ふっ、それに切り札を解き放ったとは、なかなかどうして面白い奴がいたもんだ)

それにこの戦争は、ただの魔神と天神の喧嘩みたいなものだったのだ。

しかしそれで、戦場に出される兵はたまったもんじゃない。ただの喧嘩で命を懸けることになるのだから。

(少し戦場を見に行くか)


ドガアァァァァァン


今まで魔神がいた王室が粉砕された。

しかしそこにもう魔神の姿はいない。

なぜならその爆発を起こしたのは、魔神自身だからだ。

少しジャンプしただけでこのありさまである。

そして、魔神のほうは戦場を見ていた。

(ふむ、思った通りだな、これは俺が手を下さねばなるまい)

敵は、味方をどんどん殺してゆく、これには魔神も少し心に思うところがあった。なのでこの喧嘩を、終わらすために魔法を発動する。

それは、この世の理に反する能力でもあり、超大規模軍隊殲滅型魔法でもある。

「エリ!魔族を瞬間移動させろ」

「りょうかぁ~い『瞬間移動(テレポート)ぉ~』


「死ね、神の逆鱗に触れたこと、後悔させてやる」


超級武神覇斬オーバーキル!』


そしてあたりは静まり返った。


敵の姿はもういない。


そこには、魔神の姿だけがあった。







俺は加藤玲音カトウ・レオン今年で高校三年生だ。

しかし俺はこのところ悩みを抱えている。

それは...

童貞!

そう、童貞なのだ。この年にもなって童貞で彼女もいない。作ったことはあったがすぐに分かれた。俺の息子はしょんぼりしたままだ。

早くお前を使ってやりたいぜ全く...

なぜこんなナイスガイ何モテないのか?不思議で仕方がない。

しかし、そんな悲しい俺でも月一回の楽しみがある。

それは、猫耳娘が開催している。コンサートだ。

これが月一回の楽しみとなっていた。

そしてそこに今は俺と後輩の二人で向かっている。

「...んぱい...先輩!」

「お、なんだ?」

「ちょっと~俺の話聞いてました?女作ってキャッキャウフフちゅっちゅえへへ大作戦!」

「お前なぁ~まだそんなくだらないこと考えてたのかよ?」

「はぁ~?何言ってるんですか?これからが本番じゃないですか!僕たちは、LDK《ラスト男子高生》ですよ?今年こそは彼女作って...」

「お前それ毎年言ってるぞ?」

「ギクッ...」

「それになぁ、高校1、2で彼女作れなかった俺らは終わりなんだよ、あきらめろよ」

「あきらめません!」

隣でぶつぶつ言ってるのが、俺の後輩の森川真一だ。

こいつは、人が良くて1年の時からずっと一緒にいる親友だ。

今日もこいつと一緒に、ライブに来ているしな。

「先輩!もうすぐですね~僕初めてなのでワクワクします!」

「そうだな、楽しみだな」

会場に入ると、すぐにあたりが真っ暗になった。そして、会場の真ん中が照らされ、そこから可愛い猫耳がぴょんっと出てくる。

「主役の登場だな」

わーーっとあたりから歓声が沸いた。これはいつもの光景だ。

俺はこのコンサートには何回も来ている常連さんなのだ。

まだ始まってもないのにオタ芸をしている集団がある。

少し不気味だが、またこれも見慣れた光景だ。

「先輩!あの猫耳とか尻尾って本物なんですか?」

「ああ、お前は初めてだから知らないよな、あれは本物だ。ほら、小学生のころ教科書に書いてあったろ?遺伝子の突然変異でああなるって」

「突然...ああ!あれですか。じゃあほんとにいたんですね~俺見たの初めてですよ!」

「そうだな、ほら始まるぞ静かにな」

「りょーかい!」

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

「いやー、面白かったですねー!」

「ああ、あの猫耳がぴょんぴょんしててかわいいよな」

「そうですねって、僕あっち何でここでお別れですね、じゃあまた明日!」

「おう!じゃあな!」

真一と別れて家に帰ると――

「おにーちゃーん!」

「おお、レミただいまー」

「お帰りー、お父さんとお母さんはいま買い物行ってるよ!」

「そうか、じゃあ兄ちゃん自室に戻ってるから」

「うん!」

自室のベットの上でごろごろしていてふと思う。

「最近おんなじ日常ばっかでつまんないなー」

そうだ、最近はおんなじ日常でおんなじことをする日々、もう少し刺激が欲しいな...


ベキベキベキ


ッ!?なんだ?この人の腕が引きちぎれた音みたいなのは...


ベキベキベキ


まただ、なんなんだこの不快な音は...

「ちょっと~君たすけてよぉ~」

天井に亀裂が入ったと思ったらそこから腕みたいなのが出てきたのである。

「ちょっと、聞いてる?ったくもう、助けてよ。まっ助けられなくても出れるけどね」

おっと、壁をすり抜けて変なのが出てきたぞ。

何だこいつ?子供か?それになんで俺はこんなホラー映画みたいな状況なのに、恐怖を抱かないんだ?ま、それはどうでもいいとして。

「誰だお前?」

「その言葉を待ってましたー僕はねーどうしよっかな言っちゃう?言っちゃう?」

うわっこいつウザ、でもなんか見覚えがあるような――

「言え」

「うわっひどいねーあっちの世界でそんなこと言ったら君殺されてるよ?まあいいけど、うおっほぉん、僕の正体はね”最高神エレウテリア“暇だから遊びに来ちゃった!」

は?なに?最高神?こいつ厨二病か?まあいいや、どっか行ってくれれば済むことだし

「えっと、厨二病エレウテリアさん早くどこか行ってくれないか?今から寝ようと思ってたんだけど...」

「厨二病?まあいっか、えっと、僕は暇だから刺激が欲しくて面白そうな人を探してるんだ。そこで強大な力を秘めた君を見つけたってわけ」

んん?俺は厨二病になるつもりはないが、それより、こいつも暇なのかじゃあちょっと付き合ってやるか。

「エレウテリア俺も最近日常に刺激が欲しいと思っていたとこなんだ。付き合ってやってもいいぞ?」

「そういうことなら、さっそく招待するよ、僕の世界にね」

「あ、ちょっと待て、これって帰ってこられるよな?」

「それは、ひ・み・つ」

「はぁ?じゃあやっぱいかな――

そう言おうとした時あたりが青白く光った。

そして足元に変な文字が書かれてゆく。

そして俺の意識は、


闇に閉ざされていった










「ふぁあああふぅぅぅ眠いな、ここはどこだ自室か?」

「やあ!元気かい?眠ってる間に少し君の体を調べえさせてもらったよ」

「お、お前は...

「フフフフ驚いたかい?エレウテリアだよ?夢じゃないよ?」

「ああ、わかった。で、ここはどこだ?」

「ここ?三億年前だけど」

「はぁ?何をばかなこと言ってるんだよ?正直に答えろ――

「まあ、そんなことはいいとして、名前がなきゃ不便だろ?君に”名“をあげよう。んーとねーじゃあ、君の名は”エレン・カタストロフ“だ!」

その瞬間、体が金色に光りだした。

「なんだこれは?」

「それは後々わかるようになるよぉ~じゃあバイバイ!次ぎ会う時は敵同士かもね?」

「それはどういう意味――

「アディおーす!」

「う、うわああああ!」

またも、俺の意識は闇に落ちたのである。



そして、最高神に名を与えられた一匹の魔物が、神界から地上世界に出現した。

そして、その瞬間、世界に激震が走った。

そしてすぐさま人類国家会議となったのである。

そしてその議題は、”神級(ゴッツ)“の魔物の出現にどう対抗するかであった。


お読みくださりありがとうございます!

まだ、書き方も下手ですがこれから頑張っていこうと思います!

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