『Nexus/I REP 2016』
気がつけば アンチのあいつも
ニワカのアイツも ヘッズのアイツも
いなくなって分かった
「中途半端」が一番誰も得をしない妥協案だ
安打記録に並ぶ
くらいに踏み重ねている 韻と作品数
あたかも俺の言葉のように
借りた言葉で核心突くのはしたくなかった
何年越しの先見の明
充電 切れそうなら 電源取れ
プラグは直通 人間発電所
決してブレない人間は強ぇぞ
そう 俺もいまだにニワカ
アンチとヘッズの間の生き方
2000小節 先で待つ
人じゃなく 俺は俺のために 書いてやる
フリースタイルダンジョンは、革命でした。
いまは、さながらキリストの生没で西暦をB.C.、A.D.に分けられるように、
『フリースタイルダンジョン以後の時代』になったと言えましょう。
いろんな人のヒップホップへの向き合い方が変わりました。
トーシロがニワカになったり、アンチもニワカになったり、
ニワカはヘッズになったり。
フリースタイルラップに興味を持つメディアとヒトが増えました。
CMにせよ、二次会のカラオケにせよ、
身の回りでフリースタイルを余興でやられると、
「あんなもん…」って思ってしまう自分がいます。
顔で笑って、心では「ヒップホップとは…」と講釈を垂れてしまいます。
ヘッズはアンチになっているのではないでしょうか。
そんな風にいじけることはないと思っています。
自分なりに好きでいればいい。
そんな、素直にヒップホップ/ラップを愛せない自分をなぐさめるために、
ヒップホップ愛を込めて書きました。
みんなも I REP 書きましょう。笑
フリダンを受けて、自分や周りがなにか変わったと思うならなおさら。