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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約9年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

フォーリングフューチャーワールド‐幸福と狂気的と化物人形

 
「人間は、この世界において、究極的には、三択の存在性を強制される」

 怪物になるか?
 神と世界に従順な、無我の境地に至るか?
 世界を否定し、観測者に至る為に、死者として、死ぬか?
 
 怪物とは説明不要の怪物だ。

 神の使途とは、幸福を無価値とし、この世界を救い尽くすために、
 神の如き無我、世界と一体になったかのように、
 神から与えられる、神秘そのものを備えて生きる。

 死者とは、一概には形容できない。
 第一に、あるいはの疑問だが、
 死んで、存在が無の状態で、生きるれるか?
 疑問に思うかもしれないが、そのような存在性の矛盾が、両立する。
 死者は、その存在性が、世界と、そこで生きる生者によって、完全に保証されているのだ。
 特に、世界に存在する観測者は、世界を拒否した、いわゆる自殺者、そのような存在を優遇する。
 一切の神秘を与えられなかったからこそ、世界の外側に位置する”観測者”に選ばれるし、含まれるのだ。

 観測者とは。
 この世の神秘を認めず、そのように見えるものがあれば、すべからく暴き散らす。
 己の視界に映る遍く不可思議を、否定する。
 その為に、己から溢れる既知感を駆使する。
 世界が未知感、神秘という、無限大のリソースを行使するなら、観測者はその対極。
 未知を初めからの既知に収めるように、知恵の奔流、観測者特権と呼ばれる”魔法”、それを迸らせるのだ。
 
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