フォーリングフューチャーワールド‐幸福と狂気的と化物人形
「人間は、この世界において、究極的には、三択の存在性を強制される」
怪物になるか?
神と世界に従順な、無我の境地に至るか?
世界を否定し、観測者に至る為に、死者として、死ぬか?
怪物とは説明不要の怪物だ。
神の使途とは、幸福を無価値とし、この世界を救い尽くすために、
神の如き無我、世界と一体になったかのように、
神から与えられる、神秘そのものを備えて生きる。
死者とは、一概には形容できない。
第一に、あるいはの疑問だが、
死んで、存在が無の状態で、生きるれるか?
疑問に思うかもしれないが、そのような存在性の矛盾が、両立する。
死者は、その存在性が、世界と、そこで生きる生者によって、完全に保証されているのだ。
特に、世界に存在する観測者は、世界を拒否した、いわゆる自殺者、そのような存在を優遇する。
一切の神秘を与えられなかったからこそ、世界の外側に位置する”観測者”に選ばれるし、含まれるのだ。
観測者とは。
この世の神秘を認めず、そのように見えるものがあれば、すべからく暴き散らす。
己の視界に映る遍く不可思議を、否定する。
その為に、己から溢れる既知感を駆使する。
世界が未知感、神秘という、無限大のリソースを行使するなら、観測者はその対極。
未知を初めからの既知に収めるように、知恵の奔流、観測者特権と呼ばれる”魔法”、それを迸らせるのだ。
lpkぽこ@pkp
プロローグ
2016/01/07 04:52
(改)
第零話‐観測者とオカルトと悪夢症候群と闘争の話
2016/01/07 04:53
(改)
第一話‐ナルデは特異点なのかどうか?
2016/01/07 04:54
(改)
第二話‐反論反証、観測者の証明
2016/01/07 04:56
第三話‐夕焼けの屋上の魔法、存在意義
2016/01/07 06:37
第四話‐裏八坂原ワールドにて
2016/01/07 07:18
第五話‐それからの、あれから
2016/01/11 01:22
第六話‐アトラスにて銀妖精と邂逅する
2016/01/11 02:34
第七話‐クリスタ戦線でニアコとプレイヤー狩り
2016/01/11 04:29