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0 【初めての方へ】作品と登場人物紹介

■3行で紹介

『錬金B級グルメ道』は、


錬金術の存在するゲーム世界に転生した主人公の女性が、

現世での知識と、この世界の錬金術をかけあわせ、

様々な料理を作っていく異世界知識チート作品。


です!



1話完結型の、テンポの良いコメディー作品を目指していまして、

料理作りの障害を錬金術で解決していく過程や、

料理の工程などは綿密に書いているつもりです。



■詳しい作品紹介

ここから下では、13話までのお話の流れと、主要登場人物を紹介しています。


「自分の好きなタイプの話かどうか、まだ迷っている」

「基本的な知識を仕入れて、最新話に追いつきたい」


という方向けに書いておりまして、

話のネタバレ(といっても、基本的にコメディーなので謎などはありません)も含まれます。

ご注意ください。


よろしくお願いいたします!



■物語

二十歳の飯盛杏菜いいもりあんなは居酒屋でアルバイトをするごく普通の女性だったが、

ある日不運な事故により命を落とし、目が覚めるとゲームの世界に転生していた。

転生先は、ゲームの主人公である錬金術師の少女エルヴィーラ(ヴィー)の親友アンナレーナ(アンナ)。


アンナとして第二の人生を歩むことを決意した矢先、ヴィーの作る料理の不味さに驚愕する。

ヴィーが料理を苦手としているのかと思えばそんなことはなく、

食堂を経営するアンナの両親の作った料理も不味い上に、

幼馴染の青年ラウルスウィード(ラウルス)はそれを平然と食べているとあって、

この世界の料理そのものが不味いのだとアンナは気付いてしまう。


料理が不味いなら自分で作ればいいと思い至ったアンナは、

元の世界の知識を生かして様々な料理を開発していく。


最初はポテトチップス、揚げじゃがバター、ハンバーガーと、

自分だけで作れる簡単な料理からスタートしていくが、

徐々に複雑な料理にも挑戦するようになる。


その中でも、元の世界に無い物をヴィーの錬金術で補って作り上げたカップラーメンは、

画期的な保存食として人気を博し、アンナの両親が経営する食堂の目玉商品になった。


その後も、内臓を食べる文化のないこの世界でモツ煮込みを作ったり、

ヴィーにたこ焼き機を作ってもらってたこ焼きを作ったり、

デザートとしてアイスクリームも開発したりして、この世界の人々を驚かせ続けていく。


友達、仲間も徐々に増えていき、剣士の女性セレスティーアと仲良くなったり、

ラウルスが面倒をみることになった野良ホムンクルスを、ベアと名付けて可愛がったりと、

すっかり異世界生活に馴染んだアンナ。


ある日、料理を教えたことをきっかけに、

有名な凄腕冒険者であるジークハルドに結婚を申し込まれてしまう。


アンナに惚れているラウルスはジークハルドとの間に火花を散らすこととなったが、

当事者であるアンナはどこ吹く風、今日も新しい料理の開発に勤しんでいく。



■登場人物紹介

○アンナレーナ(アンナ)

不運な事故で命を落とし、ゲーム世界のキャラクターに転生した本作の主人公。

生前の名は飯盛杏菜いいもりあんなといい、居酒屋でバイトしており料理が得意だった。

ゲーム世界のアンナは、食堂「山猫亭」の看板娘。


異世界の料理の不味さに我慢出来ず、自分で美味しい料理を作ろうと決心する。

ゲーム世界の主人公である錬金術師の少女・エルヴィーラとは友人関係であり、

料理の道具や材料について困ったことがあると彼女に相談している。


性格は能天気なところがあるが、

美味しい料理のためには牛の解体なども平然と行うなど、豪快な面も持ち合わせている。



○エルヴィーラ(ヴィー)

アンナの友人である、水色の長い髪に紫色の瞳をした小柄な少女。

錬金術士としての腕前はかなりもので、アンナの料理に必要となった様々な道具類を作り出す。

人見知りの激しい性格であるが、アンナとラウルスには心を開いている。


当初は下手だった料理も、アンナを手伝う内に上手くなるなど、基本的に何でも器用にこなせるタイプ。

人見知りが激しいことを自覚しており、

誰とでも仲良くなれるアンナを、子供の頃から羨ましく思うと同時に憧れていた。



○ラウルスウィード(ラウルス)

王都にある騎士学校を卒業したばかりの男性。

赤茶色の髪に灰色の目をしたイケメンで、

アンナに好意を持っているが、ヴィーが好きだと勘違いをされている。


面倒見がよく心優しい性格をしており、

製造した錬金術士が亡くなったことで野良ホムンクルスとなっていた、「ベア」の保護者になる。

ベアとの関係性はアンナ曰く「お父さんみたい」とのこと。


何度も自身の思いをアンナに伝えようとするが、

その度に何かしらの邪魔が入ったりアンナに勘違いされたりで伝わらず、とにかく報われない。



○ベア

人工的に造られた生命体、ホムンクルス。性別はない。

十歳にも満たないくらいの子供の外見をしており、肩上まであるピンクの髪と、赤い瞳を持つ。


製造した錬金術士が亡くなり、山を放浪していたが、

アンナとラウルスに出会い、紆余曲折あって保護される。

「ベア」という名前は、アンナが名付けた。


ラウルスを保護者(お父さん?)とし、山猫亭で店員として働き始める。

素直な性格で、教えて貰った言葉をカタコトで喋る人気者。



○セレスティーア(セレス)

長い黒髪で琥珀色の瞳を持つ剣士の女性。

物腰は丁寧で、誰に対しても敬語で話す。


目を見張るほどの美人であるが、

極度の方向音痴だったり、天然行動が目立つなど、様々な面において残念である。


アンナと出会う前は、味付けせずに肉を食べたり、オリーブの実を生のまま食べたりと、

食事については無頓着だったが、美味しい料理を食べた事で、拘るようになる。



○ジークハルド(ジーク)

冒険者ならば知らぬものはいないとまで言われる凄腕冒険者の男性。

二十代後半で、短い黄金の髪に涼しげな青い目を持つイケメン。


料理男子であり、アンナに料理の作り方を教わる際には生き生きと目を輝かせていた。


料理には並々ならぬこだわりを持っており、結婚相手は自分よりも上手い女性と心に決めている。

条件に合致するアンナに惚れこんでおり、度々アンナに結婚を申し込んでいる。

そのため、アンナに惚れているラウルスとは犬猿の仲である。

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