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THE WORLD  作者: SEASONS
4月4日
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部室

食堂を離れてからやってきたのは校舎の屋上よ。


移動の間は無言で歩いていたんだけどね。


3人そろってお馴染みの場所へと移動したわ。


ここは校舎の屋上の一画で、

私達専用の部室でもあるのよ。


部室って言っても結構な広さがあるから校舎内の教室より大きいかもしれないわね。


ここは理事長のはからいによって私達の為だけに特別に用意された場所で、

主に休憩室として使用している部屋なのよ。


基本的な使用目的は理事長からの勅命に対しての作戦会議が主ではあるんだけどね。


それ以外の時は4人の休憩室になっているの。


だから本来ならもう一人。


生徒番号1番の生徒もここを使用するんだけど。


最近は研究所での実験が忙しいらしくて、

向こうに行けば会えるけどこちらにはなかなか来ないわ。


そのせいで今は3人しかいない感じね。


それぞれが自分で決めている指定席についたあとに、

今回の議題に関して主導権を握る真哉が話を進めていく。


「先ず最初に話したいのは、さっきの試合内容だ」


さっきの試合っていうのは生徒番号6番の岩永一郎と生徒番号7番の大森遼一の二人の生徒に関してよ。


それ以前の試合に関してはわざわざ話す必要はないって判断したみたい。


時間的にも総魔との試合が迫っているから極力余分な話を控えたいという考えもあるんだと思う。


真哉は最も重要な部分から話を進める事にしたようね。


「今から話す事は紛れもない事実だ。そこを理解したうえでこれからの事を話し合おう」


嘘偽りはないと前置きした真哉は先程の試合を振り返って私達に話して聞かせてくれたわ。


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