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受け継ぐ想い
《サイド:天城総魔》
三倉が立ち去る後ろ姿を見送ることになってしまった。
本当なら俺が向かうつもりでいたのだが、
三倉が覚悟を決めてしまったために最期の願いを放棄するわけにはいかなくなってしまったからだ。
「朱鷺田…。三倉…。」
二人の仲間が自らの命をかけてまで俺達の脱出を願ってくれている。
その想いを無駄にすることは出来ない。
「…すまない…」
心を込めて謝罪してみた時にはもうすでに、
三倉の姿は見えなくなっていた。
《サイド:天城総魔》
三倉が立ち去る後ろ姿を見送ることになってしまった。
本当なら俺が向かうつもりでいたのだが、
三倉が覚悟を決めてしまったために最期の願いを放棄するわけにはいかなくなってしまったからだ。
「朱鷺田…。三倉…。」
二人の仲間が自らの命をかけてまで俺達の脱出を願ってくれている。
その想いを無駄にすることは出来ない。
「…すまない…」
心を込めて謝罪してみた時にはもうすでに、
三倉の姿は見えなくなっていた。
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