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第3位
《サイド:常盤沙織》
「その『膨大な魔力』。お前が生徒番号3番だな?確か沙織と呼ばれていたと思うが、お前とは翔子の次に戦う事になるだろうな」
背後からの宣告。
その言葉を聞いた私は背筋が凍りつくような感覚を感じてしまいました。
すでに彼が、翔子を見ていないことに気づいたからです。
翔子の次の対戦相手になるはずの私。
そしてその後に訪れる北条君との戦いを考慮しているようでした。
その思惑を感じとった私は一度だけ彼に振り返って忠告しておくことにします。
「翔子を甘く見ないほうが良いですよ」
ただそれだけを言い残してから、
翔子を追い掛けることにしました。




